2022/07/29 教育学科
【学科報告】「国語科の指導法」でまとめの模擬授業発表をしました
「国語科の指導法」(今野担当)最終回で、各グループ代表者による模擬授業発表?交流を行いました
□授業の概要
「国語科の指導法」全15回のうち、後半の柱は模擬授業です。前半では、講義内で学んだ授業づくりの考え方や教材研究に基づいて、一人一人が自分が選んだ時間の学習指導案を書きました。それを後半で実際の板書や発問?指示、机間指導や個別指導等に落とし込んで、学生同士が子供役と教師役を交代しながら全員1人15分のグループ内模擬授業を4回にわたって行いました。教材は2年「ビーバーの大工事」(東京書籍)です。毎回の振り返りには、回数を重ねるごとに、授業をつくるプロセスや段取りを体験的?反省的に身に付け、グループ内での多くの気付きによって高め合う姿が記されるようになっていきました。
7月25?26日の最終回の授業では、各グループ代表者による模擬授業発表を行い、全員が一堂に会してそれまでのグループワークの成果を共有しました。講義初回では全く想像できなかった国語の授業をつくる当事者として、それぞれが教材と向き合い、毎週少しずつ指導案作成を進め、グループワークで模擬授業を重ねた集大成。今年度は積極的にICTを効果的に活用した導入や展開の工夫が見られました。以下はその例です。
① 写真を拡大提示してビーバーが何をしている様子かを十分に予想させてから教材文の読みに誘う
② ビーバーや教材文中の言葉に関する補足情報として、写真や地図等を活用?提示して予想させたり端的に説明したりする
③ 大型テレビに教材文を投影して、代表児童が該当箇所にサイドラインを引き全体で確認する
④ 授業の流れや問い等をスライドにキーワードで示しつつ、授業を進める
□受講者の感想
〇私は学習指導案の作成が苦手でしたが、グループワークで意見を共有したり共に考えたりしながら、毎週段階的に少しずつ指導案を作成したことで、とても取り組みやすいと感じました。教科書や資料などの教材研究の大切さや、ICT機器を活用の有効性に気付くことができました。
また、模擬授業ではグループの人と15分の授業を受けての感想や良いところ、アドバイスを伝え合い、よりよい授業づくりを考えるとともに、他の人の模擬授業から多くのことを学ぶことができました。国語科の指導法の講義で学んだことをこれからぜひ生かしたいです。(4年 郡司安由美)
〇模擬授業を通して私が意識したことは、他教科等との繋がりです。他教科での知識を国語に活かす、もしくは国語での知識を他教科で活かせるような授業にしたいと考えました。そのため、発問も教科書のキーワードを拾いつつ、あらゆる角度から児童が考えていけるものにしようと試行錯誤しました。
その結果、「一人も置いてきぼりにしていない授業だった」「学びを広げられる授業だった。」と評価していただきました。これらの経験を通して、自分に自信をつけ新たな課題を発見することもできたので、今後とも向上心を忘れずに学びに向かっていきたいです。(2年 佐藤由由端穂)
〇グループ内模擬授業では、みんな初めてとは思えないくらい立派にできていて、それぞれに良いところがあり、とても楽しかったです。毎回模擬授業を経るごとに授業の質が上がっていて参考にしたい部分があり、引き出しが増えているような気分でした。ICTを活用した授業を受けると分かりやすいし、テレビに書き込むことができるのも、児童が楽しく学べて良いなと思いました。ワークシートもだんだんと2年生に向けた仕様になってきて、模擬授業最後が悲しいくらいに学びが多かったと感じました。(2年 二階堂さくら)
「国語科の指導法」全15回のうち、後半の柱は模擬授業です。前半では、講義内で学んだ授業づくりの考え方や教材研究に基づいて、一人一人が自分が選んだ時間の学習指導案を書きました。それを後半で実際の板書や発問?指示、机間指導や個別指導等に落とし込んで、学生同士が子供役と教師役を交代しながら全員1人15分のグループ内模擬授業を4回にわたって行いました。教材は2年「ビーバーの大工事」(東京書籍)です。毎回の振り返りには、回数を重ねるごとに、授業をつくるプロセスや段取りを体験的?反省的に身に付け、グループ内での多くの気付きによって高め合う姿が記されるようになっていきました。
7月25?26日の最終回の授業では、各グループ代表者による模擬授業発表を行い、全員が一堂に会してそれまでのグループワークの成果を共有しました。講義初回では全く想像できなかった国語の授業をつくる当事者として、それぞれが教材と向き合い、毎週少しずつ指導案作成を進め、グループワークで模擬授業を重ねた集大成。今年度は積極的にICTを効果的に活用した導入や展開の工夫が見られました。以下はその例です。
① 写真を拡大提示してビーバーが何をしている様子かを十分に予想させてから教材文の読みに誘う
② ビーバーや教材文中の言葉に関する補足情報として、写真や地図等を活用?提示して予想させたり端的に説明したりする
③ 大型テレビに教材文を投影して、代表児童が該当箇所にサイドラインを引き全体で確認する
④ 授業の流れや問い等をスライドにキーワードで示しつつ、授業を進める
□受講者の感想
〇私は学習指導案の作成が苦手でしたが、グループワークで意見を共有したり共に考えたりしながら、毎週段階的に少しずつ指導案を作成したことで、とても取り組みやすいと感じました。教科書や資料などの教材研究の大切さや、ICT機器を活用の有効性に気付くことができました。
また、模擬授業ではグループの人と15分の授業を受けての感想や良いところ、アドバイスを伝え合い、よりよい授業づくりを考えるとともに、他の人の模擬授業から多くのことを学ぶことができました。国語科の指導法の講義で学んだことをこれからぜひ生かしたいです。(4年 郡司安由美)
〇模擬授業を通して私が意識したことは、他教科等との繋がりです。他教科での知識を国語に活かす、もしくは国語での知識を他教科で活かせるような授業にしたいと考えました。そのため、発問も教科書のキーワードを拾いつつ、あらゆる角度から児童が考えていけるものにしようと試行錯誤しました。
その結果、「一人も置いてきぼりにしていない授業だった」「学びを広げられる授業だった。」と評価していただきました。これらの経験を通して、自分に自信をつけ新たな課題を発見することもできたので、今後とも向上心を忘れずに学びに向かっていきたいです。(2年 佐藤由由端穂)
〇グループ内模擬授業では、みんな初めてとは思えないくらい立派にできていて、それぞれに良いところがあり、とても楽しかったです。毎回模擬授業を経るごとに授業の質が上がっていて参考にしたい部分があり、引き出しが増えているような気分でした。ICTを活用した授業を受けると分かりやすいし、テレビに書き込むことができるのも、児童が楽しく学べて良いなと思いました。ワークシートもだんだんと2年生に向けた仕様になってきて、模擬授業最後が悲しいくらいに学びが多かったと感じました。(2年 二階堂さくら)
この記事に関するお問い合わせ
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