保育相談支援

教科名;保育相談支援
教員名:木村進先生
使用教材:教科書

授業では、保護者支援を行うための基礎的知識や考え方を身に付けてもらいます。保育者が行う相談支援は保育がベースとなるので、そのために必要な知識?技術を身に付けます。

保育とは、保育者が考えて、判断して、働きかけをしますが、それは計画的なことです。それは、相手にする子どもが0歳児から5歳児であるからこそ、決まった通りに行うことは難しいのです。そのため、自分で考えて行動するために、考える力?想像力を身に付けてほしいと思います。

授業では11人を大事にしています。自分なりの考え?答え?取り組み、周りからの影響を大事にしてほしいです。「あなたはどういう保育をしたいのか?」そのためには、何を学ばなくてはいけないのかを考えてほしいです。「私はこう思う」「これを勉強したい」と思うことを大事にしてほしい。3?4年生ならば、なおさらです。自分はなぜ保育にしたのか?この原点をしっかりと踏まえたうえで何を学ぶのか、どんな保育者になりたいのかを考えてほしいです。

保育者を志す学生の皆さんには、温かい心と冷静な頭脳を身に付けてほしいです。保育を通して、人は温かいものだということを子どもに感じてもらえるような保育者になってほしいです。保育者は、子どもにどのように愛情を伝えるのか、年齢が低い方が伝わるからこそ、どうやったら伝わるのかというのを常の課題として考え続けてください。また、保育者が子どもに与える影響は大きく、子どもの将来にまで影響します。そのため、物事を考えるために、知識と判断する力、冷静な頭脳を身に付けてほしいのです。そのために、本を読める学生になってほしいです。いい保育を続けたいならば、勉強を続けましょう。本を深く読んできちんとした知識を持っておかないと、確かな実践にはなりません。一つ一つ理解して、きちんとした言葉を持てるようになることにこだわってほしいと思います。