2017/06/13 地域共創推進室
七ヶ宿町で田んぼの除草とワラビ採りを実施
地域と自然の共創を学ぶ「水田除草」「山菜採集」が七ヶ宿町で行われました。
第2回「地域と自然の共創を学ぶ」実習および講義が6月10日に七ヶ宿町で行われ、「地域共創実学教育」の履修生と関川伸哉ゼミの学生39名が参加しました。本学、食の生産フィールドである横川地区学習田では「水田除草」を、茂ヶ沢地区学習林では「山菜採集」の実習をそれぞれ行いました。学習田では、5月14日に植えた苗が順調に生育しており、今回は除草機を使っての除草実習です。また、七ヶ宿町の西部に位置する茂ヶ沢地区学習林における山菜採集実習では今年最後になるワラビの収穫を行いました。
田んぼにはオモダカ、ホタルイ、ミズカヤツリグサ、ヒエなど多くの種類の草が生えます。除草機は田んぼに生えてくる草を土と一緒にかきまぜ、埋めていく道具です。田んぼの畝の間を除草機で押していくと、足元の風車のようなところがクルクル回り、草を埋めてくれます。雑草を取ると言うより、土の中に空気(酸素)を入れる役割もあります。実習後には千年塾の職員から講義があり「稲の生育には草取りの他に水管理など日々の水田管理がとても大切。歩くことが仕事である」という言葉においしいお米を作る難しさと大変さを感じ取ることができました。
田んぼにはオモダカ、ホタルイ、ミズカヤツリグサ、ヒエなど多くの種類の草が生えます。除草機は田んぼに生えてくる草を土と一緒にかきまぜ、埋めていく道具です。田んぼの畝の間を除草機で押していくと、足元の風車のようなところがクルクル回り、草を埋めてくれます。雑草を取ると言うより、土の中に空気(酸素)を入れる役割もあります。実習後には千年塾の職員から講義があり「稲の生育には草取りの他に水管理など日々の水田管理がとても大切。歩くことが仕事である」という言葉においしいお米を作る難しさと大変さを感じ取ることができました。
除草実習と同時に山菜採集実習、ワラビ採りを行いました。時期的に今年最後のワラビ収穫でした。5月から収穫を始めたワラビは300㎏を超え、千年塾であく抜きをした後、塩蔵ワラビなどに加工し10月にステーションキャンパスで開催される「くにみ街道まつり」などで出品される予定です。
午後は七ヶ宿町関地区の関泉寺において住職より古くから伝わる七ヶ宿町の様子などの話を聞いた後、町内に数箇所ある学習田の視察を行いました。午前中は好天に恵まれたものの、午後は時折雷雨の激しい中での視察になったため車窓からの見学となりました。
なお、次回は7月9日に横川学習田での手抜きによる除草実習と生産米の貯蔵保管施設である「雪室」見学、限界を超えた山里「稲子集落」の視察を予定しています。
なお、次回は7月9日に横川学習田での手抜きによる除草実習と生産米の貯蔵保管施設である「雪室」見学、限界を超えた山里「稲子集落」の視察を予定しています。
参加学生の感想
- 田んぼにはミズグモ、カエル、イモリなどの多くの野生動物がいて、このような自然をなくしてはいけない。これからも自然から学べる環境を残すべきだと今回の実習から感じた。(福祉行政学科1年)
- 普段はできない田んぼの除草作業や広大な自然の景色を見てとても感動したとともに、大変勉強になった(社会福祉学科3年)
- 天気もよく、みんなでのびのび楽しめました。はじめはなかなかワラビを見つけることができずにいましたが、慣れてくるうちにうまく隠れていたものも見つけられるようになり、たくさん採れました。(社会福祉学科4年)
関連ページ
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この記事に関するお問い合わせ
- 地域創生推進室(旧地域共創推進室)
- E-Mail:kyosei@tfu.ac.jp