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2017/11/27 医療経営管理学科

健康運動実践指導者コラム①


健康科学部医療経営管理学科 河村 孝幸 准教授


医療経営管理学科で養成している「健康運動実践指導者」について、わかりやすく解説するコラムの第1回。
今回は、健康作りと健康運動実践指導者の活動について、本学科の河村孝幸准教授のコラムです。

健康運動実践指導者とは

東北の健康運動実践指導者数グラフ
運動がもたらす効用
動物である私たちの健康を保つ上で、日々の運動は欠かせないのは今や常識です。日本では年間5万人が「運動不足」が原因で亡くなっている、という事実からも明白です。しかし、昔は病気がある人には運動をしないほうがよいと考えられていました。現在は、医療においても薬物療法、食事療法と並んで、「運動療法」と呼ばれるように、治療の柱として認められています。また、予防医学、子どもから高齢者に至るまでの心身の健康づくりにおいても、運動がもたらす効用が注目を集めています。

健康運動実践指導者とは
 健康運動実践指導者とは、積極的な健康づくりを目的とした運動を、安全かつ効果的に実践指導できる能力を有すると認められる者に与えられる称号です。全国には18693名の有資格者がおり、県内には377名(数字は平成2941日現在)が、フィットネスクラブや病院、介護施設、保健所、学校、総合型地域スポーツクラブなど、さまざまなフィールドで運動による健康づくりを担っています。
 
東日本大震災の沿岸被災地て?行った縦断的調査研究て?は、運動主体の地域活動は、住民の連帯意識を高め、大災害や高齢期に直面する数々の困難苦難を乗り越え る上て?大きな支えとなっていることか?明らかになりました。すなわち、運動の場をつくる ことは、生きる力を育むコミュニティ形成につなか?るのて?す。

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