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2021/12/13 医療経営管理学科

【コラム】「医療コンサルタント」という仕事

医療経営管理学科 学科長 舩渡忠男 教授(医師)

株式会社C-plan代表取締役 小佐野美智子先生による、「医療機関実習事前指導」の様子
株式会社C-plan代表取締役 小佐野美智子先生による、「医療機関実習事前指導」の様子
本学科は、主に医療事務職の資格を在学中に取得し、病院やクリニックなどの医療機関に就職することをめざします。そのため、4年間で医学の知識を学修し、医療機関で実践できるさまざまなスキルを身につけます。

医学の知識やスキルを活かす場所は医療機関だけではありません。これまで、医療コンサルタント会社や医薬品関連企業に就職している卒業生が少なくありません。

とくに医療コンサルタントとして働くことは、本学科で身につけた知識やスキルを存分に活用できる社会の場と考えてよいでしょう。2年次における医療接遇実習では専門の医療コンサルタントが非常勤講師となっています。医療コンサルタントは、各医療機関においてスタッフへの接遇や医療安全の教育を行っています。

医療コンサルタントとは、医療分野に特化したコンサルティングを行うコンサルタントのことです。実際どのような仕事をするのでしょうか。医療機関や、医療関連企業(製薬会社?医療機器メーカー)などに対して、経営面で抱える問題解決のための支援を行うことが医療コンサルタントの大きな役割です。医療機関が抱える経営課題に対して、何が問題であるかを発見し、具体的な解決策を立案するのが医療コンサルタントとしての醍醐味です。自分の立案した企画が採用され、問題解決につながるやりがいのある仕事です。

本学科において医療事務職をめざしたいと思うみなさんにとって、卒業後の1つの選択肢として「医療コンサルタント」という職業を考えてみたらいかがでしょうか。

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