2024/03/18 医療経営管理学科
医療経営管理学科「医療事務講演会」開催
診療情報管理士やメディカルクラークなどが働く現場では、 どのような資質や知識が求められているでしょうか?
学生の皆さんは職に就く前に、実習やインターンシップ、 病院でのアルバイト経験などを通して知ることになりますが、 各種診療科や、総合病院?診療所など、 多様な現場での働き方の違いを知ることは困難です。そこで2月20日に仙台駅東口キャンパスで、 本学科学生の実習先としてもお世話になっており、 様々な医療機関で勤務経験のある大橋威信先生(医師: ファミリア皮膚科クリニック、ファミリアクリニック卸町理事長) をお迎えして講演会を実施しました。
講演では、経験豊富な現場の医師ならではのエピソードを交えた、次のようなお話やアドバイスがありました。
学生の皆さんは職に就く前に、実習やインターンシップ、
講演では、経験豊富な現場の医師ならではのエピソードを交えた、次のようなお話やアドバイスがありました。
- 卒業後の進路選択
- 仕事を選ぶ軸:自分の信念、得意なこと、好きなこと
- 医療事務職に必要な資質:
- 人への優しさ
- ストレス耐性
- コミュニケーション能力
- 医療機関の種類と仕事内容
- 病院とクリニックの特徴
- 病院とクリニックでの、医療事務職の実際の仕事内容と働き方の違い
- 就職までに準備しておくこと
- レセプトの仕組みや、疾患についての勉強
- 業務効率化のためのタイピングスキル向上
- 医療分野以外への視野拡大
- 医療機関への就職活動:入職前のイメージと入職後のギャップを小さくするために
- 医療機関の見学
- ホームページでの情報収集
学生の感想(一部?抜粋)
- 今まで病院で働きたいとしか考えていなかった。しかし、病院やクリニックの違いや現状を教えていただいたり、実際に働く人の声を聞くことができたので、自分には何が合っているのかを考えるきっかけになった。
- 自分がいま見ている医療事務職に対する視野が狭いと感じました。私は、病院のアルバイト(急患の事務)をしていますが、実際にやってみて、想像と異なることもありました。多くの人や先輩の話を聴いて、自分の就職活動に活かしたいと思いました。
- 実際に医療機関で働いている方のお話を聴くことで、就職について考えるための大切なことを知ることができました。病院とクリニックの違いということで、3名の方の声を聞きましたが、今からでも実践できそうな内容がいくつかあったので、タイピング練習など自分にできることから始めていきたいです。