健康科学部医療経営管理学科
医療経営管理学科へのよくある質問
Q&A
Q.学科の性格として、専門学校との違いは何ですか?また、どんなことを学ぶのですか
本学科では、医学一般の知識、医療経営の知識、情報科学の知識と技術等と広範囲にわたって4年間で学ぶため、特に不足しがちな医療系の専門科目が厚くなっています。また、医療経営の専門科目も充実しており、医療機関等で求められる知識を十二分に学ぶことができます。したがって、新たな医療サービスなどの企画や病院経営を担い、将来的に幹部となりうる人材を育成するのが学科の大きな目標となっており、これらの点は専門学校とは大きく異なる点と考えられます。
Q.医療経営だけの勉強をしたいのですが、それはできますか
学科の科目構成は、医学?医療経営?情報科学から成り立っており、3つの分野の基礎的な部分は皆が履修するようになっています。医学?情報科学とも、医療機関の運営にたずさわる人には欠かせないものですので、頑張って学んで欲しいものです。
Q.「医療機関実習」という科目がありますが、いつどのくらいの期間行うのですか
現在の計画では、3年次の夏休み頃に2週間にわたる医療機関での実習を予定しています。これにより、「診療情報管理士」の受験資格要件が満たされるほか、3年生なので就職活動も兼ねたアクションになるものと期待されます。
Q.医療機関実習先としてどのようなところがあるのですか
まだ具体的な実習先が決まっているわけではありませんが、学生の出身県を視野に入れながら病院?医療センターなどを受け入れ先としてリストアップする予定になっています。
Q.医療系を学びたいのですが、たとえばスポーツの部活動などと両立できるか心配なのですが???
保健看護学科やリハビリテーション学科の場合だと、早い時期から長期の病院実習などが始まり、実習時間数も多いため、かなり制約を受けることになるでしょう。しかし、本学科の医療機関実習は、上記のように短期集中であるためそれほど大きな制約とはならず、部活動との両立が容易だと考えられます。
Q.「診療情報管理士」や「医療情報技師」とはどのような資格なのですか
「診療情報管理士」は、医学と医療経営の知識のほか、電子カルテなどのデジタル情報を扱う知識や技術も兼ね備えていることを認める資格であり、主として医療事務管理全般に求められる知識と技術があることを証明する資格です。医療現場では最もよく知られている資格です。一方、「医療情報技師」は医学?情報(ネットワーク中心)?医療情報システムに関する知識と技術に対して認定される資格であり、どちらかというと医療情報に特化した資格で、医療機関の現場に従事している人や、IT企業で従事している人たちが不足している知識をそれぞれ補って取得することが多いようです。本学科では、まず「診療情報管理士」の資格取得を大きな目標とし、医療情報に関心の強い人が「医療情報技師」にチャレンジすることになります。
Q.学科卒業後の進路として、どのような職種を目指すのですか
様々な医療?保健機関の医療事務管理部門職員や、医療機器メーカーや医療機器販売会社などの企画営業部門社員などを主として目指すことになります。
Q.将来の就職先として病院を考えているわけではないのですが、大丈夫なのでしょうか
福祉施設の管理部門や、医療系企業に就職することも考えられるほか、公的部門にチャレンジすることもできます。また、努力しだいで教員免許状や図書館司書、博物館学芸員資格を取得してそれぞれに見合った進路を考えることも可能です。医療系のソフト開発をしているIT企業に就職することも容易に考えられます。いずれにしても、いろいろな進路の選択が可能です。
Q.医療の現場では派遣労働者でさまざまな業務を済ませている、と聞いたのですが、派遣労働者として就職しなければならないのですか
確かに、レセプト処理などの特定業務ではそういう傾向が見られるようです。しかし、学科で育てるのは、医学?医療経営の知識や医療情報を学んだ人材であり、医療経営全般で活躍しうる知識や技術を4年間で身につけた将来的に病院経営の中核となる人材です。したがって、派遣労働者や嘱託職員のような臨時的労働者ではなく正規職員を目指します。
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