2018/12/27 医療経営管理学科
学生の声:浦山裕佑君
医療経営管理学科での学生生活についての学生インタビュー。今回は3年生の浦山裕佑君です。
医療経営管理学科を選んだきっかけを教えてください
大学を選ぶときに、姉が医療経営管理学科を紹介してくれて、自分で調べてみました。高校時代の生物や化学とは違う、まだぜんぜん触れたことがない医療という分野と、情報系の分野、経営系の分野が学べるということがわかり、3つ合わせて学べたら面白いというか興味があったので、この学科にしました。
大学に入るまでは、医療の仕事にはっきりとした興味はなかったのですが、大学に入ってから様々な授業を受け、また、1年生の夏にボランティアでベトナムに行ったことがきっかけで、興味が強くなりました。ベトナムでは枯れ葉剤の被害者の方や、ボランティアの看護師さんと話す機会がありました。看護師さんは「自分ができることをする」ということで、体温を測ったり、血圧を測ったりされていました。そのような状況を体験することで、自分も医療の面で何か、関わりたいと思うようになりました。
大学に入るまでは、医療の仕事にはっきりとした興味はなかったのですが、大学に入ってから様々な授業を受け、また、1年生の夏にボランティアでベトナムに行ったことがきっかけで、興味が強くなりました。ベトナムでは枯れ葉剤の被害者の方や、ボランティアの看護師さんと話す機会がありました。看護師さんは「自分ができることをする」ということで、体温を測ったり、血圧を測ったりされていました。そのような状況を体験することで、自分も医療の面で何か、関わりたいと思うようになりました。
入学してみて、授業を受けてみた感想を教えてください。
高校では生物や人体の基本に関する勉強もしましたが、大学の授業は高校の授業よりずっと深く、例えばこの臓器は何の機能で、どことつながっていて、何のホルモンを出してる、ということが専門的で、高校とは全く違うと感じました。
印象に残っているのは、臨床医学各論です。ボランティアで子供との関わりがあるということもあり、周産期の分野が自分では興味があったので面白かったです。
先生方は個性的で、例えば医師として働いている周産期の先生が、実際にクリニックでこういう症状があって、こういう治療をして、というような経験を話してくださることもあり、そういう経験談をきくと興味がわきました。
印象に残っているのは、臨床医学各論です。ボランティアで子供との関わりがあるということもあり、周産期の分野が自分では興味があったので面白かったです。
先生方は個性的で、例えば医師として働いている周産期の先生が、実際にクリニックでこういう症状があって、こういう治療をして、というような経験を話してくださることもあり、そういう経験談をきくと興味がわきました。
病院での実習について教えてください。
2つの医療機関に行きました。1つは福島県の公立藤田総合病院で、地域医療の中心的な医療機関です。地域連携室での実習で、地域密着の医療を学ぶことができました。2つ目は仙台市立病院です。近隣に大きな医療機関があり、救急車の受け入れが多い病院で、そこで実習するなかで、例えばDPCコーディングで、どの病名を選択したら医療としても、経営としても成り立つか、ということなど、診療情報管理士の仕事が病院の経営とどのようにつながるのか、というようなことも学ぶことができました。
自分が診療情報管理士を取得したいということを、実習先の方々にお話ししていたので、診療情報管理士としての業務を体験させていただきました。診療情報管理士としてやるなら、 医学について勉強しなければいけないけど、医療改革、 医療制度などを含む経営についての勉強も必要だというアドバイス をいただきました。
自分が診療情報管理士を取得したいということを、実習先の方々にお話ししていたので、診療情報管理士としての業務を体験させていただきました。診療情報管理士としてやるなら、
ゼミ活動で印象に残っていることを教えてください
ゼミ活動で一番印象に残っていることは、 ゼミの先生と有志の学生とで、 今年の春にフィンランドの医療について勉強に行ったことです。フィンランドではまずヘルシンキからオウル大学に行きました。そのなかで実際に、フィンランドの医療とオウル大学としての役割をお聞きしました。ロヴァニエミにも行き、サンタさんに会ったりしました。
フィンランドの医療改革は、医療圏毎に選挙で代表を決める、というお話をうかがいました。地域で決めたリーダーがいるので、医療と人々の関わり方が深いと思いました。医療についても学べましたが、もともと行きたい国でしたのでとても良かったです。
フィンランドの医療改革は、医療圏毎に選挙で代表を決める、というお話をうかがいました。地域で決めたリーダーがいるので、医療と人々の関わり方が深いと思いました。医療についても学べましたが、もともと行きたい国でしたのでとても良かったです。
授業以外の時間の過ごし方について教えてください
サークルが忙しい時期は、ほとんどサークルの仕事をしていたり、授業の後に、みんなと一緒に食堂に行ってご飯を食べたりと、みんなと話しながらいることが多いです。一緒の授業が無いときは図書館に行って、一人で勉強をしていたりします。
自分は、2つサークルに入っています。1つは海外のストリートチルドレンといわれる人たちの、教育支援や保護を目的としたサークルで、一年をかけて子供たちに書いてもらった絵を使ってチャリティーカレンダーを作成しています。
もう1つは仙台市立病院で小児科のプレイルームで子供たちと遊ぶサークルをやっています。両方代表として活動をしています。
ストリートチルドレンのサークルは10人位です。もともと経営に興味があったので、自分でものを作って、そのものが「どうしたら売れるか」、「チャリティとして買ってもらうにはどうしたらよいか」、ということを考えながら、企業に協賛をいただきにアクションをかけたり、ネット販売をするためにホームページのデザインを検討したり、チャリティとしてやっていることを周知するには、どのようなアクションをしたら良いのか、などを考えながらやっていて、楽しいです。他大学の方や、他の海外支援の団体の方々などと知り合う機会もあります。
自分は、2つサークルに入っています。1つは海外のストリートチルドレンといわれる人たちの、教育支援や保護を目的としたサークルで、一年をかけて子供たちに書いてもらった絵を使ってチャリティーカレンダーを作成しています。
もう1つは仙台市立病院で小児科のプレイルームで子供たちと遊ぶサークルをやっています。両方代表として活動をしています。
ストリートチルドレンのサークルは10人位です。もともと経営に興味があったので、自分でものを作って、そのものが「どうしたら売れるか」、「チャリティとして買ってもらうにはどうしたらよいか」、ということを考えながら、企業に協賛をいただきにアクションをかけたり、ネット販売をするためにホームページのデザインを検討したり、チャリティとしてやっていることを周知するには、どのようなアクションをしたら良いのか、などを考えながらやっていて、楽しいです。他大学の方や、他の海外支援の団体の方々などと知り合う機会もあります。
将来についての考えを聞かせてください
まだ医療系で進んでいくのか,民間企業にすすんでいくのか悩んでいるのですが、いずれにせよ将来的には海外となにかつながる職業に就けたらなと思っています。
診療情報管理士としては海外の病院、発展途上国の病院で、なにか管理に関する仕事などができればと思っています。
診療情報管理士としては海外の病院、発展途上国の病院で、なにか管理に関する仕事などができればと思っています。
高校生のみなさんへ
学科に入ってみると、いろいろな先生との関わりがあり、興味がある分野をゼミで詳しく勉強することができます。医療という分野に興味があるなら、「医療の何が勉強したい」と決めて入学するのもいいですが、医療全体に興味があって入ってくるのも、あとから「医療のこの分野が自分の勉強したい分野だ」ということが見つかるかも知れないので、大きく考えていてもらえればいいと思います。