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2019/03/20 医療経営管理学科

学生の声:小原佑太君

医療経営管理学科での学生生活についての学生インタビュー。今回は3年生の小原佑太君です。

医療経営管理学科を選んだきっかけを教えてください

授業受講中
授業受講中
従兄弟がこの学科に通っていたのがきっかけです。情報系の大学に行きたいと思っていたのですが、調べたところ診療情報管理士という資格が取れるということがわかり、情報処理が活かせそうなところに魅力を感じて、この学科を志望しました。

ただ、受験前は「診療情報」という言葉の意味がよく分かっていなかったので、医療情報学のような勉強するだろうと思っていましたが、臨床医学をこれだけ勉強するとは思っていませんでした。

自分は情報処理を勉強して、その知識を職業に活かす道を探していたので、医療の勉強をするという意識は希薄でした。でも、授業を受けてみて、医療?医学については、覚えることが多くて大変でしたが、面白かったです。医療の事務や臨床医学なども勉強して、結果的に今は、自分に合っていると考えています。勉強していて楽しいし、やりがいも感じます。

印象に残っている授業について教えてください

3年生の合同ゼミで
3年生の合同ゼミでグループワーク
「分類法(注:医療機関では、世界保健機関WHOの国際疾病分類に基づいて、カルテに記載された疾病?障害?死因にコードを割り当てるコーディングを行うが、その業務に関する実習形式の授業)」が好きです。分類法では、カルテやサマリーを読んで、なんでこのコード付けになったのか、理由を考えていって、やっと一人の患者さんのコード付けが終わるのですが、授業を受けてみて、この作業を繰り返すことが、自分にとても向いていることに気づきました。

医学の授業は、覚えやすいと感じる授業も、そうでない授業もありました。自分にとっては覚えやすかったのは新生物や、感染症です。苦手なのは周産期でした。

臨床系以外だと、「医薬品学」の授業は登録販売者のテキストを使って勉強をするんですが、自分はサプリメントを使うこともあるので、授業を受けていて「このサプリメントにこんな効果があるんだ」ということが分かって、勉強する知識を身近に感じています。

医療機関実習について教えてください

大学図書館で文献検索
大学図書館で文献検索
実習は、2つの病院で行いました。知らない方に囲まれて、慣れない場所で、態度も気をつけなければならないので緊張しましたが、いろいろ刺激を受けました。就職活動の時にも役に立つ、いい経験でした。

特に印象に残っているのは、診療情報管理室で指導してくださったスタッフの方に「診療情報管理士にとって大切なことを教えてください」という質問をしたときに、「診療情報管理士は、ただデータを貸出したり、登録していくだけじゃなくて、データをいかに発展させて、病院の経営を良くしていったり、医師たちに病院の経営状況を知らせていったりするか、が大事なんだよ」と教えていただいたことです。

将来について教えてください

ゼミの仲間とお料理会
ゼミの仲間とお料理会
医療機関で働きたいと思っています。2つ目の実習先病院では、指導していただいた診療情報管理士の方が「男性の診療情報管理士にはニーズがあるから頑張って勉強してください」とお話ししてくださいました。
就職先の第一希望は、出身の福島での就職ですが、あまり固執せず広く就職活動をしたいと考えています。


高校生へのメッセージ

大学の勉強は、高校での勉強とは全く違います。勉強のやり方より、内容が違います。特に医学系は、高校までの勉強に出てきません。医療?医学に限らず、大学で学ぶことで、自分が興味を持てる授業に出会えると思います。

生活に関しては、これだけ自由な時間がある期間は今だけだと思ってます。やりたいことができる時間がありますので、ぜひいろいろ挑戦してみてください。

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