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2022/12/23 医療経営管理学科

【合同ゼミ】宮城県対がん協会の講話「あなたと未来の『いのち』を守るために」

宮城県対がん協会の伊藤様
宮城県対がん協会の伊藤様
医療経営管理学科の2年生が、12月15日にステーションキャンパスS400教室において、2年合同リエゾンゼミⅡとして、ゼミ宮城県対がん協会の講話「あなたと、未来の『いのち』を守るために」を受講しました。

合同リエゾンゼミの進行は、佐藤達也ゼミが担当しました。

初めに宮城県対がん協会の保健師の熊谷様から、乳がんについて講義していただきました。特に、発症確率、女性だけでなく、男性も発症する可能性があることなどの解説のほか、乳がん触診用のモデルを使った自己検診の仕方を、わかりやすく教えていただきました。

続いて、おざわ女性総合クリニック院長の小澤信義先生から、生理痛、月経困難、子宮内膜症、乳がん、子宮頸がんなどの、婦人科の疾患について講義していただきました。

今回の講義では、「背の高い人は乳がんになりやすい?」などの問いかけに対して、受講している学生たちが○×の札をあげて答える、受講者参加型の形式がとられ、学生たちも考えながら、受講しました。



学生の感想

小澤信義先生
小澤信義先生
  • 乳がんは自分には関係のないことと思っていたが、男性の乳がん発症率を聞いて、他人事ではないと実感した。また乳がんになりやすい人の特徴について知らないことがほとんどだったので家族や友人と共有したいと思った。
  • わたしは出産に対し不安を持っています。今日の講義で無痛分娩や麻酔分娩について詳しく知ることができたことで、出産に対し不安が少し減りました。
  • 今回の講義では、女性の癌について学びました。現在の女性は150年前の女性より、月経の回数が約9倍に増えていることに驚きました。また、乳がんのなりやすさに身長の高さもかかわってくるということに驚きました。今まで、乳がんや子宮頸がんなど女性がなりやすいことは知ってはいましたが、あまり身近なことだと考えていませんでした。ワクチンや検診など、自分でできる予防などはきちんとしていこうと思いました。
  • 昔と今、欧米と日本の違いなどの観点から月経?乳がんについて知ることができた。乳がんについて知らないことばかりだったため、クイズの答えに驚くことが多く、興味深かった。女性は月経?妊娠?出産と大変であるため欧米のように薬や麻酔で少しでも楽にできればよいなと思った。日本における女性の晩産化、出産人数の減少などの問題は以前から知っていたが、女性の社会進出やライフスタイルの変化などで、今の日本では改善するのは難しい問題だと思った。
  • 自分の体のことなので、PHVワクチンの接種を検討してみようと思います。
  • ブレスト?アウェアネス(自己検診)という言葉や乳腺外科の存在自体、初めて知りました。家族にも教えてあげたいし、自分でも定期的に行おうと思いました。
  • 乳がんなどについての知識があまりなかったので、今回の講演を通して知ることができ、良かったです。癌という病気は決して他人事としてとらえていてはいけない病気であり、それぞれ予防できる方法もあることも学ぶことができたので、自分自身の体を大切にするためにも、がん検診を受けることや生活習慣を崩さないようにするなど、取り組めることは早めに取り組むことが大事だと改めて思いました。
看護師の熊谷様
看護師の熊谷様
○×の札をあげて回答する学生たち
○×の札をあげて回答する学生たち
配布資料のページ
配布資料の一部

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