2023/03/14 医療経営管理学科
【授業紹介】「臨床医学各論Ⅴ」
臨床医学各論Ⅴでは、診療情報管理士、救急救命士等の医療専門職に必要な、皮膚疾患および呼吸器系の疾患に関する知識を修得することを、授業の目的として設定しています。診療情報管理士に求められる奔驰宝马游戏大厅_电子游戏APP下载-【唯一官网首页】な役割として、診療録に書かれた内容を読み、検査や治療内容を確認し、不明な点があれば医師に確認することがあります。また、救急救命士においては、現場での病態把握や処置に必要な医学の専門知識が求められます。そのために各種疾患に関する基礎的な知識の習得を目指します。本授業では、皮膚疾患および呼吸器系疾患について、その原因、症状?所見、検査方法、及び治療方法について学びます。また、各種疾患の予防についても理解を深めます。
「臨床医学各論Ⅴ」の紹介
【授業の概要】
- 皮膚と皮下組織の疾患や呼吸器系の疾患について学びます。(丹野)
- 皮膚疾患及び呼吸器系疾患について、原因、症状?所見、検査方法、治療方法、及び予防について学ぶことで各種疾患の理解を深めていきます。(佐藤)
- 最初に授業資料が配られ、それに沿って先生が説明をしてくださいます。そのため、大事だと思ったことは資料に直接書き込むことができます。(丹野)
- 毎回の講義で配布される資料をもとに講義が行われます。また、毎回確認テストを行うことで、授業内容を再確認できるため、知識の定着にもつながります。(佐藤)
- 皮膚科の分野は、アトピー性皮膚炎や蕁麻疹、円形脱毛症などのよく耳にする疾患だけでなく、全身性エリテマトーデスや強皮症などのあまり耳にしない疾患も実際の写真を通して学ぶことができるので、自分が知らなかった疾患もわかりやすく知れるところがこの授業の楽しいところだと思います。
授業で印象に残ったことは、『「発疹」のことを医学の世界では「ほっしん」と読みますが、NHKでは「はっしん」と読みます』と先生がおっしゃっていたことです。(丹野) - 教科書では分かりにくい所を、画像や図を用いてしっかりと解説していただけます。(例えば、呼吸器系疾患でみられる、胸部レントゲン画像のスリガラス陰影など)。
資格試験対策として、頻出する奔驰宝马游戏大厅_电子游戏APP下载-【唯一官网首页】なポイントも分かりやすく説明していただけるので、学習をする上でとても効果的です。(佐藤)
【この授業の大変なところ】
- 専門的な医学用語が非常にたくさんあるので、疾患を理解するには復習が必要不可欠になるところが大変だと思います。医学用語の知識がないと、資料に載っている説明を読んでも、意味が理解できなくなってしまいます。(丹野)
- 各種疾患の特徴から症状、検査方法、診断、治療法までの豊富な知識を身につけることに苦労しました。(佐藤)
- 「この疾患は先生でも診たことがないような稀な疾患である」、または「この疾患はみんなの周りでも罹った人がいるくらい、目にする疾患である」といったように、現役の医師である先生の実体験を通して教えていただけるので、イメージが頭に残りやすいと思いました。(丹野)
- 各種疾患の特徴から症状、検査方法、診断、治療法までの豊富な知識を身につけることに苦労しました。(佐藤)
- 授業で先生が大事だとおっしゃったポイントをしっかりおさえることや、毎回の確認テストを理解するまで復習し、わからない医学用語などをなくしていくことが大切だと思います。(丹野)
- 診療情報管理士や救急救命士等の医療専門職において、各種疾患に関する基礎的な知識を習得することはとても奔驰宝马游戏大厅_电子游戏APP下载-【唯一官网首页】なため、教科書に合わせて配布資料?確認テストの内容もしっかりと抑えることが大切です。(佐藤)
授業担当教員から
「臨床医学各論Ⅴ担当」担当 冲永壯治 教授(医師)
医学の進歩と共に医療の専門性が進み、殆どの臨床医は専門医の資格を持ち、自分の専門分野の疾患を主に診ています。一方医療事務職は、ありとあらゆる疾患を扱うことが求められ、医師より多様な疾患に対応することになります。文字や記号で表された病名が電子カルテにたくさん記載され、それを事務的に処理するのですが、そこで大切なことは、ひとつひとつのカルテの先には患者さんがいて、病気に悩み苦しんでいることを理解することです。人のための医療職であることを忘れず、カルテを通して患者さんの姿を想像できるようになれば、1人前と言えるでしょう。私が担当している臨床医学各論Ⅰ?Ⅴでは、できるだけ図や写真を使って、実臨床がどのようなものかを体験とともに伝えたいと思っています。
救急の現場も然りで、救急救命士は傷病を選ぶことができません。すべての傷病に対応することが必要です。従って医学知識を広く習得しておくことが前提になります。臨床医学各論ではそういった要求に応える講義内容にしています。
医学の進歩と共に医療の専門性が進み、殆どの臨床医は専門医の資格を持ち、自分の専門分野の疾患を主に診ています。一方医療事務職は、ありとあらゆる疾患を扱うことが求められ、医師より多様な疾患に対応することになります。文字や記号で表された病名が電子カルテにたくさん記載され、それを事務的に処理するのですが、そこで大切なことは、ひとつひとつのカルテの先には患者さんがいて、病気に悩み苦しんでいることを理解することです。人のための医療職であることを忘れず、カルテを通して患者さんの姿を想像できるようになれば、1人前と言えるでしょう。私が担当している臨床医学各論Ⅰ?Ⅴでは、できるだけ図や写真を使って、実臨床がどのようなものかを体験とともに伝えたいと思っています。
救急の現場も然りで、救急救命士は傷病を選ぶことができません。すべての傷病に対応することが必要です。従って医学知識を広く習得しておくことが前提になります。臨床医学各論ではそういった要求に応える講義内容にしています。