2024/04/23 産業福祉マネジメント学科
国際セミナー「小さな声の人が地域の担い手になるまちづくり」を開催しました
産業福祉マネジメント学科の石塚裕子教授が、4月8日、イタリアから5名のゲストスピーカーと、倉敷市真備町NPO法人岡山マインド「こころ」の仲間たちを招待し、国際セミナーを開催しました。
本セミナーは、物理的にも精神的にも社会的障壁を感じ、地域生活に困難のある「小さな声の人」が、まちづくりに参画し、地域の担い手になっているイタリアと倉敷市真備町の事例を通じて、すべての人が対等に助け合うインクルーシブな社会のあり方を探求するものです。イタリア、トレント市で始まった「ファーレ?アッシエーメ(みんなでやろう!)」、倉敷市真備町の「隠さないまちづくり」から、誰もが対等であること、小さな声の人が中心にいること、そして小さな声の当事者が責任をもって、まちづくりの主体となって参画することの大切さが話し合われました。
現地参加、オンライン参加を含め全国各地から約150名もの方に参加いただきました。なお、本セミナーは科研費「地域共生社会における『対等性』の探求」(課題番号22K18554)の成果として行いました。