産業福祉マネジメント学科の授業であるユニバーサルデザイン論の受講生が、障がい学生サポートチームのみなさんと合同で、キャンパスのバリアフリー調査を実施しました。

みんなが利用する場所として、図書館、１８１ホール、けやきホール、風土＋正門からの経路、キャンパス間の移動経路の５つのコースに分かれて点検しました。

障がいのある学生さん（車いす、視覚、聴覚、内部障がいなど）がリーダーとなって、バリアだけでなく、工夫されている使いやすいところも確認しました。バリアフリーツアーセンター仙台の岩城一美さんにもゲスト参加いただき、一緒に点検しアドバイスをいただきました。

参加した学生からは「普段、使いにくい困っているところを一緒に確認してもらえてうれしかった。（障がいのある学生）」、「障がい当事者の目線で一緒に考えることで今まで触れることのなかったものに気付けてよかった」、「座学で知識として危険な点などを学習していますが、調査?実習をすることで体験的に気づくことで知識としてもしっかり吸収することができると感じました」などの感想が届き、多くの学びがあったことが確認できました。

調査結果はマップにまとめて、今後のキャンパス整備に役立ててもらいます。調査の実施にあたっては、健康管理課（障がい学生支援）の職員のみなさんに大変お世話になりました。ありがとうございました（2023年6月3日（土）実施）。