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2024/08/27 産業福祉マネジメント学科 共生まちづくり学科

耕作放棄地の活用!! 岩手県?奥州市北股地区「お試し農園」への参加(2)

産業福祉マネジメント学科 庄司ゼミの学生3名が、819日、岩手県奥州市北股地区にある「お試し農園」で作業をしてきました。この「お試し農園」は、耕作放棄地の解消と遊休農地の活用を兼ねて北股地区センター管理のもとに始まったものであり、今年で4年目となります。ゼミ活動として「お試し農園」に参加するのは、今回で2回目となります。当日は、1回目(719日)に植えた大根、ニンジン、白菜、インゲンの周りに生えた雑草取りと、新たにカブ?小松菜の種を植えました。

参加した学生は、大きくなった大根とニンジンの葉の様子にびっくり。しかし、掘ってみるとまだまだ小さな大根とニンジン…。お店で買うと簡単に手に入る大根?ニンジンも、食べ頃になるまでには多くの時間を要するということを作業を通して知ることができました。

大学祭にて、植えた野菜の販売も検討しています。「いくらだったら売れるかな?」「こんなに作業をしているのに、それくらいの金額なの?」という学生の相談の様子をみて、地域の方が、「そうだよ、農業って手をかけてもかけても、利益が少ないんだよ」という農業の状況についてお話くださいました。

「もっと近ければ頻繁に来れるのになあ」と学生の言葉。作物を育てることの楽しさと大変さを感じると同時に、都市に人口が集まり、農村からは農地を耕す人口が減っている現状を、「通うことの大変さ」を感じる中で、改めて考えているようでした。まだまだ小さな野菜をみながら立派な野菜に育ってくれることを祈り、北股を後にしました。

 

庄司ゼミでは、今後も定期的に北股に足を運び、農作業と地元の方とのかかわりを通して、中山間地域の生活について考えていきたいと思います。