2024/03/28 情報福祉マネジメント学科
石野莞司教授の最終講義が行われました
去る2024年3月9日(土)14時より国見キャンパス3号館2階321教室において、情報福祉マネジメント学科?石野莞司教授の最終講義が行われました。当日は、情報福祉マネジメント学科のホームカミングデーも開催されましたので、100名を超える卒業生や教職員、そして、すでに定年退職された先生方にもお集まりいただき、とても賑やかな最終講義となりました。
始めに生田目教授より石野教授の略歴と演題「ヒトの悪業」が紹介された後、講義が始まりました。
石野教授の元々のご専門は物理学で、東北大学の理学部で博士号を取得されましたが、その後、大学で教鞭を執る中で国際問題や国際協力に強いご関心を持つようになり、本学の教員になってからは、情報科学に関連する教育研究を行う傍ら国際問題?協力に関する研究や実践がライフワークになりました。
中でも近年は、ベトナム戦争の負の遺産と言われる、アメリカ軍による枯れ葉剤散布被害の現地調査を精力的に行ってきました。最終講義では、毎年のように渡航し、ベトナムの様々な地域での実態調査やインタビューを行い、戦後50年経過した今でも枯れ葉剤の後遺症や障害に苦しむ人々が多数存在することを様々なエピソードを交えてお話をされました。
これらの活動を通してベトナムの悲惨な現状にスポットを当て、社会に広く知らしめることで援助の輪を広げると同時に、ヒトは時として愚かな行為を無自覚に行ってしまうことがあり、そのことが多くの人々を苦しめることになるかもしれないので、常に内省しなければならないと締めくくられました。
始めに生田目教授より石野教授の略歴と演題「ヒトの悪業」が紹介された後、講義が始まりました。
石野教授の元々のご専門は物理学で、東北大学の理学部で博士号を取得されましたが、その後、大学で教鞭を執る中で国際問題や国際協力に強いご関心を持つようになり、本学の教員になってからは、情報科学に関連する教育研究を行う傍ら国際問題?協力に関する研究や実践がライフワークになりました。
中でも近年は、ベトナム戦争の負の遺産と言われる、アメリカ軍による枯れ葉剤散布被害の現地調査を精力的に行ってきました。最終講義では、毎年のように渡航し、ベトナムの様々な地域での実態調査やインタビューを行い、戦後50年経過した今でも枯れ葉剤の後遺症や障害に苦しむ人々が多数存在することを様々なエピソードを交えてお話をされました。
これらの活動を通してベトナムの悲惨な現状にスポットを当て、社会に広く知らしめることで援助の輪を広げると同時に、ヒトは時として愚かな行為を無自覚に行ってしまうことがあり、そのことが多くの人々を苦しめることになるかもしれないので、常に内省しなければならないと締めくくられました。
この記事に関するお問い合わせ
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