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2019/12/01 情報福祉マネジメント学科

リエゾンゼミⅠまとめ(被災地視察)

情報福祉マネジメント学科のリエゾンゼミⅠでは、1年間の学びのまとめとして、東日本大震災の被災地の抱える問題をテーマとしたPBL(問題解決型学習)を行っています。被災地の現状を学ぶために宮城県名取市の閖上(ゆりあげ)地区へ訪問を行いました。

今年度も情報福祉マネジメント学科のリエゾンゼミⅠのまとめとして、東日本大震災の被災地の一つである名取市閖上地区を訪問しました。

この訪問は、東日本大震災の教訓を忘れないことと、問題解決を行う中で必要なスキルを学修するという学習法、PBL(Problem Based Learning:問題解決型学習)として、未来につなげるために自分たちのできることは何かを考えることを行い、様々な学びにつなげることを目的に東日本大震災以降実施しています。

また、情報社会となった今は、インターネットで調べることで多くのことがわかると言われますが、それでも実際の現状を知ることは難しいということを実感し、百聞は一見に如かずということを体験してもらうために、現地へ訪問し、語り部の方から当時の様子や現在の復興状況などについてお話を伺いました。

実際に視察したあとは、各グループ内にて取り組むべき事象を整理し、学生たちの目線で分析し、発見した課題をどう解決するのかのプレゼンテーションを行いました。

今回の報告では、震災によって減少した人口をもどすためにはどうしたらよいかをはじめ、地域コミュニティの復興、地域活性化などについて発表が行われました。

<参加した教員のコメント>
例年参加している教員の目から見ると、津波の被害を受けた建物がなくなり、また公園などが整備される姿を見て、震災の面影はどんどん少なくり、復興が進んでいるように見えました。
その分、学生にとっては、今ある姿しか体験することができないため、教員の言葉を含めて震災の教訓や復興の流れをどのように学生へ伝えることができるのか、そして、風化させないように伝える難しさを感じました。
そのため、まずは現地に行って、自分の目と耳で知ることの大切さがあることを理解し、机上論だけの学生にならないように指導する大切さを学びました。

この記事に関するお問い合わせ

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