2021/10/27 情報福祉マネジメント学科
教員の声:合同ゼミ開催(下)
教員の声<不定期更新>
学科の教育や活動について学科教員の視点でまとめて報告します。第15回目となる今回は漆山先生によるゼミ活動についての後編です。
後編となる今回は、前編に続き2年生の開発したゲーム作品と、Google Meetを用いた双方向型にて実施した合同ゼミでの発表(両ゼミから52名参加)に参加した、ゼミ生自身の感想の紹介です。
BLACK JACK
1.作品の紹介
カジノゲームとしても有名な「ブラックジャック」というトランプゲームを制作した。ルールを簡略化し、初めて遊ぶ方でも楽しめるように工夫した。
2.こだわった点
① グラフィック
カジノのような雰囲気を意識して、タイトル画面やゲーム画面の背景、フォントなどの細かい部分にもこだわった。
② フールプルーフを意識した設計
操作ミスによるエラーが起こらないように、使用しないボタンはクリックできないような設定になっている。
③ リアルなカードゲームっぽさを追求
ランダムにただカードを表示すると、同じカードが重複して出てきてしまうなど本物のトランプではあり得ないことが起きてしまうため、配列を使ってカードの画像をシャッフルし、前から順に表示することにした。このことによって、本物のトランプでプレイする時と同じ仕組みとし、カードゲームとしてのリアルさを追求した。
3. 課題点
① フォームの大きさ
フォームを大きくすることでレイアウトが崩れるなどの問題が発生したため、プレイ画面が小さく見づらいという結果になってしまった。原因を追究し、大きく見やすい画面でプレイができるように改善したい。
② 上級者向けのルールの実装
さらにゲーム性を高めるため、スプリットやインシュランス、サレンダーといったような上級者向けのルールを実装することができたら良いと考えた。
カジノゲームとしても有名な「ブラックジャック」というトランプゲームを制作した。ルールを簡略化し、初めて遊ぶ方でも楽しめるように工夫した。
2.こだわった点
① グラフィック
カジノのような雰囲気を意識して、タイトル画面やゲーム画面の背景、フォントなどの細かい部分にもこだわった。
② フールプルーフを意識した設計
操作ミスによるエラーが起こらないように、使用しないボタンはクリックできないような設定になっている。
③ リアルなカードゲームっぽさを追求
ランダムにただカードを表示すると、同じカードが重複して出てきてしまうなど本物のトランプではあり得ないことが起きてしまうため、配列を使ってカードの画像をシャッフルし、前から順に表示することにした。このことによって、本物のトランプでプレイする時と同じ仕組みとし、カードゲームとしてのリアルさを追求した。
3. 課題点
① フォームの大きさ
フォームを大きくすることでレイアウトが崩れるなどの問題が発生したため、プレイ画面が小さく見づらいという結果になってしまった。原因を追究し、大きく見やすい画面でプレイができるように改善したい。
② 上級者向けのルールの実装
さらにゲーム性を高めるため、スプリットやインシュランス、サレンダーといったような上級者向けのルールを実装することができたら良いと考えた。
合同ゼミを行ってみての感想
<2年ゼミ生>
今回の2年合同ゼミでは、2年生全員が対面授業の少ない中での制作?発表となりました。しかし、例年と何ら遜色のない、素晴らしい内容だったと感じました。ゲーム内容に関しては、誠ゼミはブロック崩し、漆山ゼミは各々が創作した内容でしたが、ブロック崩しの中でも一人ひとり工夫が施されており、創作ゲームは一人ひとりの独自性が感じられるものが多く、今年も各ゼミのレベルの高さを感じました。発表や質疑応答の対応に関しては、まだまだ改善点が多い方もいましたが、これからの3?4年生の発表を参考に、自分たちの今後の研究に活かしつつ、私たち4年生も下級生のお手本となるような研究?発表をめざしたいと感じました。
- 様々な作品を見ることができ、良い刺激になった。
- 初めての合同での発表で、わかりやすく、簡潔にということを心掛けていたが、こだわった点、工夫した点の部分ではコード出して、もう少し詳しく説明するべきであった。大内ゼミの人の発表は、Visual Basicとは違うものだったが、様々な工夫があって面白かった。同じゼミの人でも、一人ひとりに個性があり、新たな発見があって参考になった。
- 自分の作品の魅力を存分に伝えたかったが、画面共有をウインドウ表示でしてしまったことが悔やまれる。次の合同ゼミでの発表では上手くやり遂げたい。
- みんなのクオリティの高さと発想力がとてもすごいと感じた。また、発表の仕方も見習うことばかりであった。自分のレベルの低さを痛感した。
- 合同発表会を行ってみて、プレゼン力があまりにも欠けていたと思いました。緊張のあまり発表時間が短くなったり、早口で説明してしまったりしたので、ゲーム画面を見せることができませんでした。今後はしっかりとリハーサルをし、ゆっくりでもいいから人に伝わるように「ハキハキ」とプレゼンしたいと思いました。
- 夏休み後のオンライン化などでなかなか情報のやり取りができない中で、全員レベルの高い作品と発表をしていたのが素晴らしかった。また自分も満足のいく出来だったので良かった。合同という事で開発言語の違いや、UIや関数の使い方など様々なアイデアを知れたのもよかった。
- 発表に慣れておらず、かなり頭が真っ白になり、全然発表が出来ていないと感じました。これからも発表をする機会はあると思うので、少しずつ改善していきたいと思いました。
- 今回初めて、合同発表会で自身の作品を発表する機会を与えていただき、とても良い経験になったと感じています。大内ゼミの学生によるUnityでのブロック崩しゲームも、それぞれに工夫が見られ、コンセプトやグラフィックなどでも個性が感じられ、どれも素晴らしい作品だと感じました。同じゼミの学生による作品も、それぞれが「ゲームをプレイする人を楽しませる」という目的のもと、ユニークなアイデアや様々な工夫を凝らしたクオリティの高いゲームを制作しており、大変良い刺激を受けることができました。私自身も、作品のこだわりや工夫を凝らした点について、十分に伝えることができたのではないかと感じています。
- 他の発表者の作品から、これまでになかった発想を得ることができただけでなく、よりクオリティの高い作品から良い刺激を受けることができたと感じる。特に、プレイヤーが使いやすいようランキングに目印を付けたり、関係のないボタンを押せないようにしたりと、細かな配慮がなされている点には感銘を受けた。また、反省点としては、自分の発表の中でプログラムをより詳しく説明すべきだったと考える。3年次からは、より自分の発表内容に責任と自信を持てるよう、プログラミングスキルだけでなくプレゼンテーションの質にも向き合っていきたい。
- 緊張したが作品のことをうまく説明できた。
- Google Meetを使っての発表で、聞いている人の表情や仕草を見ることが出来ませんでしたが、それでも十分すぎるほど緊張しました。大内ゼミは全員がブロック崩しゲームでしたが、人によって違いが出ていてとても面白いと感じました。漆山ゼミのみんなも自分自身の作品へのこだわりが伝わってきて、見ていて飽きない発表会でした。
- 今回の合同ゼミで、大内ゼミのunityを活用したゲームは、Visual Basicにはない3?で表現されていてとても面白かったです。同じゼミの人のゲームも様々なジャンルで作成されており、自分の考えにはないものがあってとても有意義だったと感じました。他の人のゲームを見られることは、自分にはない発想などが垣間見えて、自分の経験としてプラスになりました。またゲーム説明で、工夫した点、課題点?改善点をしっかりと示されている方がいて、自分はプレゼンの部分もうまくできなかったので、この経験を次に繋げていきたいです。
- 自分以外の発表を見ることによって「こういう発想があったのか」「面白い工夫をしているな」など発見できた部分があり、とてもよかった。周りの人みんなが自分より一歩上をいっているなと思い、自分もゲーム制作、プレゼンスキル含め向上していきたいとより一層思った発表会でもあった。
今回の2年合同ゼミでは、2年生全員が対面授業の少ない中での制作?発表となりました。しかし、例年と何ら遜色のない、素晴らしい内容だったと感じました。ゲーム内容に関しては、誠ゼミはブロック崩し、漆山ゼミは各々が創作した内容でしたが、ブロック崩しの中でも一人ひとり工夫が施されており、創作ゲームは一人ひとりの独自性が感じられるものが多く、今年も各ゼミのレベルの高さを感じました。発表や質疑応答の対応に関しては、まだまだ改善点が多い方もいましたが、これからの3?4年生の発表を参考に、自分たちの今後の研究に活かしつつ、私たち4年生も下級生のお手本となるような研究?発表をめざしたいと感じました。
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