2024/01/17 福祉心理学科
【学び】CSRインタビュー調査報告会を実施 / リエゾンゼミⅠ40組
後期のリエゾンゼミⅠ(1年次ゼミ)では、各ゼミがさまざまな問題解決学習(PBL:Problem Based Learning)に取り組みました。40組(担当:吉田?柴田)の取り組みを紹介します。
40組は、持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)、企業の社会的責任(corporate social responsibility:CSR)の観点から行われている社会貢献活動について学習し、これらの活動に関わる社会的?心理的要因を明らかにすることを目的としたインタビュー調査(※)に取り組みました。
5つのグループに分かれ、関心を持った企業のCSR活動について調べ、質問内容を考えました。キャリアセンターによる企業訪問マナー学習を経て、アポイントメントを取りました。今年度は、株式会社オリエンタルランド様、ハウス食品グループ株式会社様、株式会社青木商店(青木フルーツホールディングス)様へのインタビュー調査が実現しました。
インタビュー調査と活動内容調査の結果を報告書にまとめるとともに、1月17日のゼミで発表会を行いました。半年にわたるグループワークや主体的な取り組みを通して、福祉心理学科で習得を目指す「心理実践力」のうち対人調整力や社会貢献力の基礎を身に付けることができました。
お忙しい中、快くインタビュー調査にご協力いただきました企業のみなさまに深く御礼を申し上げます。
※今回のインタビュー調査は心理学の研究法のうち「半構造化面接」に該当します。
5つのグループに分かれ、関心を持った企業のCSR活動について調べ、質問内容を考えました。キャリアセンターによる企業訪問マナー学習を経て、アポイントメントを取りました。今年度は、株式会社オリエンタルランド様、ハウス食品グループ株式会社様、株式会社青木商店(青木フルーツホールディングス)様へのインタビュー調査が実現しました。
インタビュー調査と活動内容調査の結果を報告書にまとめるとともに、1月17日のゼミで発表会を行いました。半年にわたるグループワークや主体的な取り組みを通して、福祉心理学科で習得を目指す「心理実践力」のうち対人調整力や社会貢献力の基礎を身に付けることができました。
お忙しい中、快くインタビュー調査にご協力いただきました企業のみなさまに深く御礼を申し上げます。
※今回のインタビュー調査は心理学の研究法のうち「半構造化面接」に該当します。
学生の声
『PBLを取り組んだことで自分のグループが調べた企業に加え、他グループが調べた企業のことも詳しく知ることができてよかったです。どのグループの企業も自分が知っている企業ばかりで、有名な企業がこういったCSR活動をしていると知るということは今回の活動がなければ知らなかった可能性のほうが高かったと思います。今回の活動で企業への解像度が高まりましたし、他の競合企業ではどんな活動をしているのだろう、他に似たようなCSR活動をしている企業はあるのだろうか、と興味がわきました。』
『今回ハウス食品様と対面でインタビューさせていただき、我々学生が知ってもよいのかと思う話も聞けて、貴重な経験ができました。またCSRと心理学をどのように結びつけることができるか不安でしたが、同じグループのメンバーと協力することで考察までたどり着けました。他のグループの発表を聞き、同じ食品を扱う企業でもCSRの内容が違うことに気づきました。また、別のグループの考察を聞くことで、新たな考え方や発見ができました。企業によってCSRの内容が異なっていても共通点があり、さらに調査を重ね深堀することで社会全体の心理的要因に辿り着くことが出来ると考え、心理学の研究の基本を学ぶことができたと感じました。』
『報告書とパワーポイントを作成するにあたって、心理的行動背景を考えるということが、今まで調べ学習をしてきた中で違う点で、難しい点でした。CSR活動を始めて知ったところから始まり、企業が大切にしている活動を色々な記事を見ていくことで感じ取れました。そこが今回のPBLで一番うれしかった点です。何を大切にしているかを感じ取ったうえで「じゃあこれはどんな心理学と関連しているんだろう、この行動にはなにか心理的背景があるかな」と考えることにすごくやりがいを感じました。また、他のグループ発表を聞いて色々な観点からのCSRへの意欲や取り組みがあることを知り、CSR活動を広く行っていることが素敵なことだと感じたので、自分が就職するときにその企業の仕事内容だけでなく、そういった面もみて判断したいと思いました。』
『普段から利用している企業がどのようなCSRの取り組みをしているのかについて知る機会がないため、とても良い機会になった。意外にも企業同士の交流があったし、それだけではなく一般の人(高校生や重度障害を持つ子ども)などに対しても取り組みを行っていると知り、企業も私たちの生活の中で近くから関わっていることを学んだ。』
『CSR活動を調べていくにあたって、様々な企業がそれぞれの強みをCSR活動にして取り組むだけでなく、企業の実際の方針とは全く違った方面からも社会貢献にアプローチしていて、とても素晴らしいと思いました。消費者として参加することのできるものがあれば自分も参加してみたいなと思いました。調べた企業には、難民支援などをしている企業があって、本当に幅広い分野に貢献しているんだなと実感しました。他のグループ発表を聞くと、消費者が参加することで参加者と企業の双方にメリットがあるものであったり、消費者の中でも焦点が当たりにくいであろう子供を対象としていたりなど、様々な発見があり、しっかり社会的責任を果たしているな、と感じました。』
※感想は抜粋です。
『今回ハウス食品様と対面でインタビューさせていただき、我々学生が知ってもよいのかと思う話も聞けて、貴重な経験ができました。またCSRと心理学をどのように結びつけることができるか不安でしたが、同じグループのメンバーと協力することで考察までたどり着けました。他のグループの発表を聞き、同じ食品を扱う企業でもCSRの内容が違うことに気づきました。また、別のグループの考察を聞くことで、新たな考え方や発見ができました。企業によってCSRの内容が異なっていても共通点があり、さらに調査を重ね深堀することで社会全体の心理的要因に辿り着くことが出来ると考え、心理学の研究の基本を学ぶことができたと感じました。』
『報告書とパワーポイントを作成するにあたって、心理的行動背景を考えるということが、今まで調べ学習をしてきた中で違う点で、難しい点でした。CSR活動を始めて知ったところから始まり、企業が大切にしている活動を色々な記事を見ていくことで感じ取れました。そこが今回のPBLで一番うれしかった点です。何を大切にしているかを感じ取ったうえで「じゃあこれはどんな心理学と関連しているんだろう、この行動にはなにか心理的背景があるかな」と考えることにすごくやりがいを感じました。また、他のグループ発表を聞いて色々な観点からのCSRへの意欲や取り組みがあることを知り、CSR活動を広く行っていることが素敵なことだと感じたので、自分が就職するときにその企業の仕事内容だけでなく、そういった面もみて判断したいと思いました。』
『普段から利用している企業がどのようなCSRの取り組みをしているのかについて知る機会がないため、とても良い機会になった。意外にも企業同士の交流があったし、それだけではなく一般の人(高校生や重度障害を持つ子ども)などに対しても取り組みを行っていると知り、企業も私たちの生活の中で近くから関わっていることを学んだ。』
『CSR活動を調べていくにあたって、様々な企業がそれぞれの強みをCSR活動にして取り組むだけでなく、企業の実際の方針とは全く違った方面からも社会貢献にアプローチしていて、とても素晴らしいと思いました。消費者として参加することのできるものがあれば自分も参加してみたいなと思いました。調べた企業には、難民支援などをしている企業があって、本当に幅広い分野に貢献しているんだなと実感しました。他のグループ発表を聞くと、消費者が参加することで参加者と企業の双方にメリットがあるものであったり、消費者の中でも焦点が当たりにくいであろう子供を対象としていたりなど、様々な発見があり、しっかり社会的責任を果たしているな、と感じました。』
※感想は抜粋です。
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