2021/04/01 福祉心理学科
【お知らせ】『学校カウンセリング 問題解決のための校内支援体制とフォーミュレーション』が出版されます
2021年4月にナカニシヤ出版から『学校カウンセリング 問題解決のための校内支援体制とフォーミュレーション』の増補第3版が出版されます。編著者である福祉心理学科?中村恵子准教授からコメントをいただきました。
中村恵子准教授からのコメント
本書のテーマは、不登校に陥った子どもの問題解決を公式化することで、スクールカウンセラーとしての筆者自身が、追い求めてきた課題です。
それまで、部外者としてかかわった学校という組織は、単に先生の集合体に思われましたが、内側に入ってみると、担任、学年主任、管理職など各役割が異なる専門性をもつ複合的な専門家集団でした。そこで、学校組織に所属せず、教育委員会から派遣される非常勤のスクールカウンセラーが機能するためには、どのような専門性が求められるのか。チーム支援では、どのように校内の専門家たちの資源を活用し、協働するのか、担任、学年主任、コーディネーター、養護教諭、スクールカウンセラー、校長、指導主事、教育長の視点から、各役割の専門性と問題解決的な子ども支援を詳説しました。
初版は2009年で、筑波大学の第1回実践研究茗渓賞の受賞対象となりました。この度は重版のタイミングで新しい理論と差し替え、さらに初版当時には咀嚼しきれなかったフォーミュレーションに手を加え、第3版出版の運びとなりました。支援職の卵の皆さまのお役に立てたら幸いです。
それまで、部外者としてかかわった学校という組織は、単に先生の集合体に思われましたが、内側に入ってみると、担任、学年主任、管理職など各役割が異なる専門性をもつ複合的な専門家集団でした。そこで、学校組織に所属せず、教育委員会から派遣される非常勤のスクールカウンセラーが機能するためには、どのような専門性が求められるのか。チーム支援では、どのように校内の専門家たちの資源を活用し、協働するのか、担任、学年主任、コーディネーター、養護教諭、スクールカウンセラー、校長、指導主事、教育長の視点から、各役割の専門性と問題解決的な子ども支援を詳説しました。
初版は2009年で、筑波大学の第1回実践研究茗渓賞の受賞対象となりました。この度は重版のタイミングで新しい理論と差し替え、さらに初版当時には咀嚼しきれなかったフォーミュレーションに手を加え、第3版出版の運びとなりました。支援職の卵の皆さまのお役に立てたら幸いです。
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