2024/10/25 教育学科 社会福祉学科
【教育学科?社会福祉学科】「保育実習指導Ⅱ」で保育現場の先生方と話し合いをしました
本学では教育学科、社会福祉学科、両方の学科で保育士資格取得が可能です。
教育学科初等教育専攻幼保コースおよび社会福祉学科保育士課程の3年生は、「リエゾンゼミⅡ(福祉実践演習)」と同じメンバーで構成された10名前後のゼミで、8名の教員(教育学科5名、社会福祉学科3名)のもと、様々な実践的な活動をおこなっています。
学生たちは1グループ8~9名の8つのグループ、4つの教室に分かれ、講師の先生方におひとりずつ入っていただきました。前半?後半30分ずつで講師の先生方が交替し、公務員?民間、両方の立場からのお話を聞けるようにしました。
どのグループも終始、和やかな雰囲気で話し合いが進み、講師の先生方は学生たちからのさまざまな質問一つ一つに丁寧に答えてくださいました。
「イヤイヤ期の子どもの対応の仕方は?」「着替えを『やって』と言って甘えてくる子どもには?」「集団に入れない子どもにはどのように対応すればいいのか?」など、保育所実習で実際に経験したことから抱いた疑問を投げかける学生もいれば、「保育者間の連携、保護者との連携で気を付けることは?」「子どもとの信頼関係を築く上で大切なことは?」など、保育をする上で是非知っておきたいことを尋ねる学生もいました。公務員保育士の方には公務員試験の対策について質問する学生もいました。
限られた時間でしたが、学生たちにとって、たくさんの収穫が得られた貴重なひとときとなったようです。
◆学生の感想(抜粋)
?実習先では聞くことができなかったことや違う視点からの保育者からの助言を聞くことができとても勉強になった。新たな自分の引き出しの幅に繋がったり、就職に対してこのような考え方、在り方があるのだと刺激になった部分が多くあり勉強になった。
?実習中に解決しきれなかったことや就活について現場経験の豊富な先生方や現役の先生方に聞くことができ、とても勉強になった。また、グループの友達の質問で、似ている事例に共感しながら聞いたり、一方で、自分では思いつかなかったことも聞くことができ、とても良い刺激になった。
?主体的に活動するとは野放しにする?自由にするということではないということ、子どもが考え、選択出来るような保育だということ、保育士の役割として選択することが出来る環境を作ることだということを学べた。
?クラスにおいて、まとめようと考えるのではなく日々の保育で子ども一人一人が輝ける時間を作って積み重ねていくことが大切だというお話が印象的だった。子どもが「この先生だったら楽しいな」と思ってもらえるよう意識することがポイントだと教わった。
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