2025/02/25 教育学科
【教育学科】ライオンズクエスト「ライフスキル教育ワークショップ」を国見キャンパスで開催
「昨年1年間の出生数70万人割れ」(河北新報2024年11月6日)
「小中不登校最多34万人?昨年度いじめ認知73万件」(読売新聞2024年11月1日)
「小中高校の自殺最多」(河北新報2025年1月29日)
「障害のある児童生徒別室で指導?通級指導利用最多に」(河北新報2024年9月13日)
「増える通信制高校生11人に一人 2024年度は約29万人」(朝日新聞2025年1月18日)
これらは、いずれも教育に関係する記事の見出しです。少子化はどんどん進むものの、それとは反対に手厚い支援が必要な子どもは増加の一途を辿っています。戦後80年を経て、これまでの教育システムだけでは、子どもたちが困っていることを解決することが難しくなっているといえます。
そのような中、子どもたちの生きる力(ライフスキル)を高め、自ら問題を解決していくことを可能にするきっかけとなるワークショップが、2月16日(日)?17日(月)に国見キャンパスで開催されました。
本学での開催は13回目となり、これまで約370名の学生?現職教員がこのワークショップに参加し、卒業後それぞれの職場で自らが担当する子どもたちの「生きる力」を育んでいます。
県内中学校の先生4名を迎えて、現職教員の豊富な経験も交えた活動が行われました。学生にとっては授業を行うことに慣れている先生方の模擬授業も目の当たりにすることができました。
子どもたちにかかわる様々な立場(教員、保護者、児童クラブ職員等)の方が参加し、互いの知見を出し合い、充実した時間を共有することができました。また、子どもを支援するネットワークの大切さにも気付くことができた2日間でした。
参加者の感想
「今回初めて参加させていただきました。面白かったことは自己紹介です。学校での自己紹介といえば番号順であったり列順であったり形式的な形で行うというイメージしかありませんでした。しかし様々な自己紹介の方法を実践してみて緊張感を少なく、趣味などを共感できる環境にすること、先生の生徒に対する声がけの仕方の工夫が大切だと感じました。またワークショップを通して先輩や現役で働いている先生方、子どもたちへの支援を行っている方など様々な方との関わりができたことで自分にはなかった考えや今の教育現場で必要なことなど新たな気づきや学びを得ることができとても貴重な経験になりました」(1年生)
「2日間を通して年度始めに使える自己紹介や1年通して使えるアイスブレイクなどを学ぶことが出来ました。今の子どもに足りない力から、どんな授業を行えばいいのか発展させる活動がとても楽しく、身になったと感じました。ありがとうございました」(2年生)
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