先日お知らせしました渡会ゼミの卒業コンサートが、本学音楽堂けやきホールにて無事終演いたしました。

渡会ゼミでの今までの活動の集大成として、自分たちが取り組み追究したいと感じたことについてステージを組み、コンサートで披露いたしました。今回取り組んだステージは、器楽合奏、アンサンブル、独唱、そしてフラッシュモブなど、今年もゼミ生の個性あふれるステージとなりました。おかげさまで、学内外を問わずご来場いただき、こだわりのあるステージの数々に温かい拍手をいただきました。

終演後のロビーでは、「無料とは思えない素敵な演奏でした」や「楽しい時間を過ごせました」といった声をかけてくださるお客様もいらっしゃいました。演奏をした私たち自身もとても楽しい時間で、「音楽は楽しい」ということを改めて実感できたステージでした。いただいたアンケートには、以下のような記述をいただきました。

? 学年の垣根を越えて一つの物事に取り組んでいる姿はとても美しいものでした。
? それぞれの演奏者の味が出ていてとても良かったです！
? みなさんが楽しんでいる様子を見てこちらにも楽しさが伝わりました。
? 新しい環境になっても素晴らしい仲間と音楽がそばにあります。頑張ってくださいね。

この他にも、私たちへの労いや激励など様々なお言葉を頂戴しました。ありがとうございます。今後の運営に関して、皆様により良いものをお届けできるようゼミ生一同励んでまいります。
　コンサートの企画?運営は4年生が主に行いますが、3年生や2年生と下級生もステージに上がることだけではなく、受付や照明など裏方としてより良いコンサートを作ろうと私たちを手伝ってくれました。今年度は昨年度にも増して少ない人数での活動となり、試行錯誤を重ねながらの活動となりました。その分、例年よりもゼミ生同士の結束が強く、濃い活動ができたのではないかと感じています。

ゼミで出会った仲間は宝であり支えです。

コンサート当日も、「渡会ゼミでよかった」「終わってほしくない」と話すゼミ生の姿がとても印象的でした。卒業する4年生は、今年の春から教育現場で働く人が多くいます。今回学んだ仲間の大切さや1つのことに向かって力をあわせることの大切さを子どもたちにも伝えていければと思っています。

皆様の前で演奏を披露できる機会があることはとても貴重で有意義なものであると感じています。最後になりましたが、今回の卒業コンサートを開催するにあたりお力添えしていただきました先生方、けやきクラブのみなさま、家族、友人、お客様、関わってくださった全ての方に御礼申し上げます。ありがとうございました。これからの渡会ゼミもどうぞよろしくお願いいたします。（渡会ゼミ4年　中村祐登）