渡会ゼミでは、2月25日に登米市立西郡小学校6年を対象に合唱指導を行いました。

3月に行われる卒業式に向けて、6年生児童16名は現在「春風の中で」（山崎朋子作詞?作曲）の2部合唱を練習しています。渡会ゼミの2年生2名の学生と教員1名で歌唱指導を行いました。ソプラノとアルトパートに分かれて指導を行った後、体育館で全体の響きを作りました。1月にも教員のみで指導をしましたが、その時よりも音程が正確に取ることができるようになってきていました。そして、声が伸びやかになっており、体育館全体に美しい二部合唱が響き渡りました。小学校での最後の思い出となる卒業式に向けて、歌を通してたくさん思い出を作って欲しいです。

＜学生の感想＞
合唱に関する専門的な知識はほぼなく、果たして「指導」と言えるほどのことができるか心配でした。しかし実際に子供達と一緒に練習してみると自然と「?してみよう、やってみよう」と自分が教えるというより子供達と一緒に頑張る雰囲気になり、良い時間が過ごせたと感じました。子供達の一生懸命な姿勢、態度そして何より「良い合唱がしたい」という強い気持ちのおかげだと思っています。（2年　永田　明）

西郷小学校の6年生は、合唱のとき全員がしっかりと声を出していて、渡会先生に指導されたこと、私たちがアドバイスしたことを次に歌うときには、意識して歌おうと努力していました。このような児童の練習に取り組む姿を見て、より良い合唱をつくりあげたいという気持ちが、児童ひとりひとりから強く伝わってきました。また、渡会先生の合唱指導からも学ぶことがたくさんあり、とても充実した時間を過ごすことができました。（2年　渡邉　葵）