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2020/06/04 教育学科

【研究報告】『AI時代の教師?授業?生きる力』刊行 大西教授、三浦教授が分担執筆

6月30日に刊行予定の『AI時代の教師?授業?生きる力』(渡部信一編著、ミネルヴァ書房)で、教育学科教員である大西孝志教授(特別支援教育)、三浦和美教授(小学校社会科教育)が分担執筆しました。

今年に入ってコロナ禍によって急激なICT化が進められた教育現場。特に、教員養成の場でもICT技術を駆使することによって可能になることは数多くあります。それぞれ専門の立場から実践に基づいた新たな提案を行っています。
これから教師を目指したいと考えている高校生、今後教育現場に立つ学生たちにも是非手に取って読んでいただければと思います。

大西孝志教授:第1章 AI時代の「教師」を探るー『Webを活用した「教員研修システム」の構築』
大学では、主に特別支援教育(特別支援学校教育課程、聴覚障害教育、言語障害児教育)の授業を担当しています。
また、現職の教員向けの免許法認定講習及び免許更新講習等を担当し、分かる授業を行う際の「専門性」とは一体何か?ということを考えています。本原稿を書いたあと、自分自身がオンデマンド授業を行うことにより、その可能性とさらに工夫すべき点を実感しています。「教員」が「教師」になるには何が必要なのかということを考えながら読んでいただけると幸いです。

三浦和美教授:第2章 AI時代の「授業」を探るー『AI時代の「国語」「社会」』
大学では小学校教員養成に携わり、主に小学校社会科教育法の講義を行っています。数年前から教科書や板書等を用いた従来の指導法に加えて、「デジタル教科書」を用いた実践的な指導法の開発に取り組んできました。今回は、講義やゼミでの指導の様子を取り上げ、教職課程で行われている実践的な指導について論じました。今後、教師には、従来の指導法と新たな指導法をバランスよく身に付けることが求められると考えています。ご参考になれば幸いです。

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