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2022/02/28 教育学科

教育コラム:「アクティブ?ブック?ダイアログ」で電子書籍に挑戦!

上條晴夫教授(小学校国語科教育)

読書しない人の増加

わたしは読書が大好きです。小学生の時にシャーロック?ホームズを読んだのがきっかけです。学生時代も仕事を始めてからも手元に本を欠かしたことがありません。しかし最近は本を読まない人が増えていると言います。

読まないのは子どもだけでなく学校の先生もです。ビジネスパーソンでも読まない人が増えていると言います。ドラッカーが『プロフェショナルの条件』の中で「現代は知識こそが経済の中心」と言っています。プロフェッショナル(専門家)は「知識」を使って仕事をします。日々刷新される知識を最も手軽に手に入れる方法が読書です。

もっと読書をする人が増えるとよいなと思います。教育学部の学生にもそれを期待します。
 

集団的読書法「アクティブ?ブック?ダイアログ」

本を読むことが少なくなったビジネスパーソンのための読書法が様々に工夫されるようになって来ています。その中の一つに竹ノ内壮太郎さんが開発をしたアクティブ?ブック?ダイアログ(ABD)と呼ばれる集団読書の方法があります。

(1)一冊の本を分担箇所を決めて読みます。
(2)読んだ箇所の要約(図解)を作ります。
(3)図解を示しながら要約の説明をします。
(4)説明は著者になりきって発表をします。

この本の読み方(+発表の仕方)は教師が「説明中心の授業」をするのとほぼ同じです。面白いのは(4)です。「××は~だそうです」と伝聞で言わずにまるで自分が著者であるかのように話します。ちょっと先生気分にひたれます。

このアクティブ?ブック?ダイアログを国語科概論という大学1年生向けの講義で実施をしました。テキストは拙著『授業づくりの発想法』(電子書籍)です。見開き2ページで一トピックが説明されているので要約しやすいです。講義では6人1組のグループを作って学習しました。学生が一台ずつ持っているノートパソコンに図解してもらいます。画面を4分割して、4分割をした画面に見開き2ページの内容が収まるようにします。最もシンプルなのが箇条書き、図解もあれば、フリー素材のイラストや手書きイラストなど様々に図解します。

講義ではこの「要約(図解)」に40分ほど使いました。たった2ページの内容ですが、それを「要約(図解))」するとなると、大変です。学生たちには「細部にこだわらずに、内容を大掴みに捉える要領の良さも大事」と話をしました。

学生たちは夢中で「要約(図解))」をして、それぞれが自分の分担部分を説明しました。図解資料を見せながらの説明なので何とか説明できます。分担箇所を変えて2回しました。2回目の講義ではだいぶ上手になりました。

学生たちの小さな気づき

2回の講義の学生たちの振り返りを幾つか紹介します。

〇今回感じたことはテキストを読んで自分でまとめるとその事柄について深く理解できることだ。ただ読むだけではなくほかに人にわかりやすく伝えるために自分で考える。この気づきは他の学習にも生かせると思う。

〇今回発見したことは発表資料作成ツールがたくさんあるということです。私はWordを使いましたが、InstagramやPowerPointを使っている人もいてとても面白いなと思いました。今回はWordを使いましたが、次からは他のツールも積極的に使ってそれぞれの良さを理解し、色々と使い分けられるようになれればなと思いました。そうすることで教員になった際の授業の幅も広がると感じました。

〇今回の講義で印象的だったのはzoomを使ってのプレゼンテーションです。zoomの画面の共有を使ったことがなかったのでよい体験になりました。また分からないことがあると、近くの人に話しかけるきっかけになると思いました。

読書まっしぐらのふり返りではないですが、様々な学習活動を通して、ちょっとだけ本に親しんでいるようすです。電子書籍を見ながら様々なツールで図解をし、それをzoomで共有しながら話をすることで「プロフェッショナルとしての本の使い方」に少し気づけたかなと思います。学生たちはこの講義を楽しんでいたようです。

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