「発達障害のある友達のことをクラスメートに知ってもらおう。」
発達障害がある人は、コミュニケーションや対人関係をつくるのが苦手なことが多く、その行動や態度は「自分勝手」とか「変わった人」「困った人」と誤解され、クラスの中で浮いた存在になることがよくあります。
そのため学校の先生方は、発達障害の子どものことをクラスの子どもたちにどう伝えていいのか、悩む方が多いです。
黄ゼミでは、学びの一つとして「発達障害のある友達のことをクラスメートに知ってもらおう。」という活動を行っています。

学生は、グループごとに対象になる子どもの障害名、学年などを設定し、その子どもの障害について友達に知ってもらうための創作活動をします。
どんな内容を、どのような形式で伝えれば、子どもたちが興味を持ち、理解しやすくなるのか知恵を絞り、完成作品をみんなの前で発表します。
グループによって、絵本を作成したり、物語を作ったり、動画を制作するチームもあります。幼稚園児を対象と想定したグループは、ペープサートという紙人形劇を準備したりもします。

完成した作品の発表の様子を写真で紹介します。