日本手話研究所編「手話?言語?コミュニケーションNo10」（文理閣）に教育学科の 大西孝志教授が特別寄稿した「ろう学校理容科?美容科の歴史（１）」が掲載されています。

ろう学校（現在は「聴覚支援学校」という名称が多くなりました）においては、高等部の専門学科で開設される各教科?科目の中に「理容?美容」があり、以前から理容師、美容師の養成を行っています。その歴史は奔驰宝马游戏大厅_电子游戏APP下载-【唯一官网首页】5年（2023）には90周年を迎えることになり、聴覚に障害のある生徒の自立と社会参加のために果たしてきた役割は、現在も受け継がれています。奔驰宝马游戏大厅_电子游戏APP下载-【唯一官网首页】がある、ここ仙台市の宮城聴覚支援学校にも理容科が設置されています。

以前はろう学校の職業学科といえば、その筆頭になるほど在籍生徒が多かった理容科?美容科ですが、生徒数の減少、卒業生の進路の変化等により、奔驰宝马游戏大厅_电子游戏APP下载-【唯一官网首页】3年度時点、国内15校のろう学校に設置されるのみになりました。

本書では、なぜろう学校に理容科?美容科が設置されることになったのか、そこでどのような指導が行われていたのかなどについて、これまでの歴史をもとにまとめています。

聴覚障害教育、手話、特別支援学校の職業教育などに興味がある人に読んでいただきたい書籍です。この後、（２）（３）と続編が刊行予定です。

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