7月11日、来年度小学校で教育実習を行う初等教育専攻の学生たちが「社会科の指導法」で実践的な模擬授業に挑戦しました。本講義では、「小学校教員を目指す学生たちのための社会科授業づくり入門～学習指導案作成から社会科を中心とした学級経営まで～」（三浦和美）を基にした授業づくりの基本の修得?小学校社会科教科書の分析?学習指導案（略案）の作成など、さまざまな学習を経てきました。

この日は、3人グループで教師役（1名）?児童役（2名）に分かれて、各自が作成した指導案を基に10分間の模擬授業と授業リフレクションに取り組みました。短い時間ですが、教師への道の第一歩となる体験であり、学生たちは緊張しながらも堂々と授業を行っていました。また、今年度は、急速な教育の情報化に対応すべく「授業におけるICT活用の実際」の一例として、全員がパワーポイントによるめあての確認?資料の提示などを行いました。

「予想しなかった返答に苦慮した」「教材の提示の仕方がまだまだだと思った」といった感想が聞かれましたが、これからも子どもたちを思って授業を創る「おもしろさ」や「やりがい」を感じながら学びを深めてほしいと思います。

本学では、4年間同一規格のパソコンが貸与され、授業におけるICT活用を支援しています。