12月22日、本学教育学研究科院生2名（教育学科卒業生）と教員の3名で、仙台市太白区坪沼にある「ろりぽっぷスクール（フリースクール）」を見学しました。来年度4月より不登校特例校として「ろりぽっぷ小学校」の開校を目指しており、現在はフリースクールとして週3日子供たちを受け入れています。当日は冬休み前の最終日でしたが、ピザづくりやリースづくりなど子供たちが自ら考えた活動を生き生きと行っている様子に触れることができました。
教育学科卒業後大学院に進学した院生は、来年度より教職生活を開始するため、子供たちの学びの様子から今後自分が目指す学級づくりや児童との関わり方などを深く考えることができました。

感想
〇今回初めてフリースクールを見学させていただきました。子どもが安心して登校し伸び伸びと生活できるように、設備や教材など様々な工夫が施されている場所でした。子どもの居場所となっていることや、こうした環境が子どもの成長に必要であるということを、大人が理解して学ぶことが大切ではないかと思いました。教員として働く前にろりぽっぷスクールを見学することができ、本当に貴重な機会となりました。
〇ろりぽっぷ小学校に訪問して、子ども一人ひとりが学習を選択することができる点や遊びを通して学べる点など、それぞれの学習計画に柔軟に対応している特徴がありました。決して、ただ遊んでいるだけではなく、遊びや道具等を通して、相手とどのように関わるか、何を学ぶかなどを大切にしていました。4月から教員として働きますが、今回ろりぽっぷスクールを見学して得た学びを生かしていきたいと思います。