2023年1月31日（火）に幼稚園教諭養成課程4年の学生と保育士養成課程3年の学生の合同により対面形式で行われました。今年度実施された幼稚園教育実習を振り返り、そこから見出された学びを共有する事を目的としたプレゼンテーション形式の報告会と、本学幼保課程の学びを踏まえた4年生から3年生への少人数グループのレクチャー形式による幼稚園教育実習情報交換会や、就職活動に関わる情報共有、質疑応答を対話形式で行う情報交換会と、合計５時間程に渡って行われました。

　前半の幼稚園教育実習報告会においては以下の項目を中心に発表が行われました。

² 自己紹介

² 幼稚園教育実習のスケジュール

² 私達、実習を通してこのように育ちました

² 保育を観る、子どもを観る、観点をどう考え、いつどのように観る？

² 子どもたちが惹きつけられる保育とは？　子どものための保育とは？

² 記録の類にはこういうコツがある

² 私達の準備したものと園での遊び

² 後輩（3年生）に向けたアドバイス

「幼稚園教育実習の事前事後指導」の中で、実習の振り返りを「ワールドカフェ」形式で十分に話し合い、見出された集合知をまとめ、これから実習に臨む3年生にレクチャーする目的構成したスライドを駆使し、4年生らしくプレゼンテーションを工夫し発表が行われ ました。

後半の情報交換会では、16グループに別れ4年生のリードによる学生同士の対話が行われた。前半の報告会で伝えきれなかった実習の具体に関して、4年生の積極的なアドバイスと3年生からの質疑応答が活発に行われました。

これまで２年間、コロナ禍においてオンラインで行われていた同報告会だったが、対面ならではの親密感によって４年生、３年生相互にとって充実した時間になったようです。

＜学生の感想＞

コロナ禍で後輩と直接交流する機会が少なかったため新鮮でした。４年間積み上げてきたものを再確認する機会になり４年生にとっても意味がある時間だったと思います。後輩たちにも実習や就活を頑張ってほしいです。同級生と直接対話しながら何かを作り上げる機会が少なかったことは残念でしたが、イレギュラーな事態を乗り越えられる対応力を学べたように思います。保育に携わる先生方や保育を志す多くの学生に出会えてよかったです。ありがとうございました。　（４年　石田千夏）