2024/02/01 教育学科
【教育学科】「障がいの特性をふまえたおもちゃ作りプロジェクト」の4年生が「障害児保育」を受講する後輩に向けて活動成果を発表しました
幼保コースでは、4年次に、それまでの保育に関する学びの集大成として、また、今後のキャリアをふまえ、同じ興味?関心や目的をもった学生が集まり、主体的にプロジェクト活動を行うことを推奨?支援しています。そのようなプロジェクトの1つである「障がいの特性をふまえたおもちゃ作りプロジェクト」(教育学科と社会福祉学科の4年生計5名)のみなさんが、1月17日と19日の「障害児保育」の授業の中で、その活動成果を発表しました。このプロジェクトでは、簡単に手に入る材料を使って、自閉スペクトラム症の乳幼児むけに、障がい特性に合わせたおもちゃを試作し、その使用感や安全性、さらには感触などを実際に確かめながらさらに検討を重ねるといった活動に1年間取り組みました。「興味あることを楽しく考える!」ことを大切にしながら活動に取り組んだとのことでした。
発表では、「障害児保育」を受講する後輩のみなさんに向けて、実際に試作したおもちゃのいくつかを紹介しながら、その作成のポイントなどについて伝えました。後輩のみなさんにとっては、障害児保育のさらなる学びに向けて、さらに、今後の学生生活に向けて、良い刺激となったようです。感想は以下の通りです。
〈後輩のみなさんの感想〉
?普段の講義で障がい児についての保育の対応などはよく考えるが、遊びの内容やおもちゃについて深く考えることはあまりなかったため、どのようなねらいがあってどのような子に向けたものを使うのかということを考えるとても良い話だった。
?市販のものではなく、自分で作ることによって、障がいのあるお子さん一人ひとりの特徴や興味?関心に合わせたおもちゃにすることができると感じました。障がいを持った子どもにあったおもちゃをもっと知り、作ってみたいと思いました。
?自分の興味のある分野を深く追求している姿がとてもかっこいいと感じた。私も先輩方のように、興味のある分野を深く追求できるようになりたいと感じた。
なお、このプロジェクトは今回の発表を聞き、興味?関心を持った学生に引き継がれ、今後も継続する予定です。


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