2024/08/27 教育学科
【教育学科】地理ゼミ(浅川ゼミ)で旧へくり沢沿いを歩いてフィールドワークを行いました
地理ゼミ(浅川ゼミ)で旧へくり沢沿いを歩いてフィールドワークを行いました。
7月5日(水)、地理ゼミでは、ゼミ生など7名の学生が参加して、旧へくり沢の源流部から広瀬川との合流点、さらに広瀬川沿いを牛越橋まで歩き、周辺地域の地形や歴史を観察するフィールドワークを実施しました。
へくり沢は、東北福祉大駅近くを源流とし、現在の国見町や八幡町を流下して、澱橋のすぐ下流で広瀬川と合流する短い沢です。ただ、短くても下流部は深い谷を刻んでいて、江戸時代には作並街道(現在の国道48号線)は、この谷を避け、土橋通りから覚性院丁へと北側にΠ字を描くように迂回していました。
へくり沢は、東北福祉大駅近くを源流とし、現在の国見町や八幡町を流下して、澱橋のすぐ下流で広瀬川と合流する短い沢です。ただ、短くても下流部は深い谷を刻んでいて、江戸時代には作並街道(現在の国道48号線)は、この谷を避け、土橋通りから覚性院丁へと北側にΠ字を描くように迂回していました。
その流路は、昭和40年代にはすべて暗渠化されましたが、上流域ではそのままの形で“あか道”と呼ばれる歩行者専用道路となっていたり、中?下流域では住宅地のなかの道路となっていたりして、ほぼ歩き通すことができます。
地理ゼミではゼミ活動の一つとして、そこを歩きながら、国見の疱瘡神や子平町の旧町名碑、四ッ谷用水との交差、覚性院丁に残る橋跡、尚絅学院体育館裏に広がる深い谷といった、へくり沢沿いの歴史や地形を観察しました。へくり沢と広瀬川との合流点を確認した後には、県立博物館裏にあたる広瀬川右岸の崖の地層を観察したり、河原の植生などを観察したりしながら牛越橋までを歩き、そこでフィールドワークを振り返るとともに、広瀬川河川敷での秋の芋煮会に思いを馳せながら解散しました。
地理ゼミではゼミ活動の一つとして、そこを歩きながら、国見の疱瘡神や子平町の旧町名碑、四ッ谷用水との交差、覚性院丁に残る橋跡、尚絅学院体育館裏に広がる深い谷といった、へくり沢沿いの歴史や地形を観察しました。へくり沢と広瀬川との合流点を確認した後には、県立博物館裏にあたる広瀬川右岸の崖の地層を観察したり、河原の植生などを観察したりしながら牛越橋までを歩き、そこでフィールドワークを振り返るとともに、広瀬川河川敷での秋の芋煮会に思いを馳せながら解散しました。
〈学生の感想〉
○今回のフィールドワークでは、以前授業で学んだ仙台市の地形を観察するだけではなく、仙台城があった頃の街の様子を連想させるような家?道路が残されていることに気が付くことができました。教科書や資料を読むだけでは伝わらないものを、フィールドワークを通して知ることができました。(3年生)
○先日のへくり沢巡検では、約100年前の地図と現在の地図を見比べながら、かつてのへくり沢に沿った地域の地形と歴史を辿りました。各ポイントでは、解説を聞いたり、設置された案内板の説明を読んだりしながら、ゼミ生みんなで理解を深めることができました!(3年生)
○今回のフィールドワークでは、以前授業で学んだ仙台市の地形を観察するだけではなく、仙台城があった頃の街の様子を連想させるような家?道路が残されていることに気が付くことができました。教科書や資料を読むだけでは伝わらないものを、フィールドワークを通して知ることができました。(3年生)
○先日のへくり沢巡検では、約100年前の地図と現在の地図を見比べながら、かつてのへくり沢に沿った地域の地形と歴史を辿りました。各ポイントでは、解説を聞いたり、設置された案内板の説明を読んだりしながら、ゼミ生みんなで理解を深めることができました!(3年生)
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