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2018/07/13 保育士?幼稚園課程

3年生 保育実習指導Ⅱ

今回の保育実習指導Ⅱでは、初めに施設実習後にすぐに行うことについて青木先生から説明されました。

①巡回指導担当の先生がUNIVERSALPASSPORT内にて発表されるので確認をおこなうこと…巡回指導の先生がゼミ担当の先生ではないこともあるのでしっかり確認しておきましょう。
②保育所実習について心配なことがある場合には、ゼミ担当の先生や巡回指導担当の先生、青木先生、日野さんに相談しましょう。
③実習が行われる1か月前に保育所実習先へ挨拶を兼ねた電話をすること…電話かけについては施設実習開けの7月12日(木)の保育実習指導Ⅱで詳しく説明がさせます。
④奔驰宝马游戏大厅_电子游戏APP下载-【唯一官网首页】の保育所実習はⅠとⅡが連続して行われること…実習の目標を両方同時に考えなければならなく大変かもしれませんが、進めていけるようにしておきましょう。
説明を行う青木先生

次に、君島先生から施設実習オリエンテーションⅣを配布されたプリントに沿いながら、今までの保育実習指導Ⅱの振り返りを行いながら説明がされました。

プリントに記載されている内容をまとめてみました。

1. 実習の準備
(1) 実習施設で職務について守るべき諸規定?方針の理解
(2) 実習生としての望ましい服装?髪型等の身だしなみについて
(3) 実習施設への提出物、その他必要なものを準備?整理
(4) 事前指導で配布された資料、作成した事前学習シート等を読み返し、目標?課題を明確にする

2. 実習中の留意点

(1) 基本確認(SNSの投稿について…SNSは学生にとって身近なものとなっているが誰でも閲覧することができるSNSに施設先の情報や写真を載せてはいけないこと等)
(2) 職員や実習生等との関係について
(3) 生活支援?保育活動にあたって

3. 実習終了後の留意事項
(1)実習後の施設との関わり
(2)実習後の日誌提出やお礼状について

4. 施設実習内容報告書(施設実習レポート)の提出について
【課題1】①実習内容の概要、②振り返り
【課題2】施設実習におけるコミュニケーション、指導していただいたこと等について
【課題3】設定活動:作成した指導案の添付
【課題4】権利擁護や人権保護の活動、地域との連携等に関する内容
【課題5】実習先へのお礼状(実習終了後に実習先に送付したお礼状のコピー)

また、過去の実習先の施設とのトラブルの事例が記載してあるページについても「利用者の方の個人情報や、施設内での出来事を公共の場では口外しないように」などと、説明していただきました。

君島先生のオリエンテーション後、6月5日から他の学生たちより先に福島の児童養護施設へ実習に行ってきた学生2名からのメッセージがありました。

?中高生との関わりの難しさを感じた。友だちではなく、保育者という一人の大人として関わっていかなければならないため、関係性を築くのが難しかった。また、利用している子どもたちがそれぞれ虐待を受けていたり、発達障害をもっていたりなど、そのような面でも関わりの難しさを感じた。

?中高生の女の子は初めの2日間、会話や関わりをもつことが上手にできなかった。だが、積極的に会話のきっかけを探し関わっていくことで徐々に関係性を築いていくことができた。また、子どもたちの名前と顔を覚えるだけではなく、子どもたちそれぞれの趣味を把握しておくと会話のきっかけになるので、あらかじめ職員の方に聞いておくといい。

今回の講義で配布されたプリントについてはしっかり確認をしたうえ、どのような実習を行っていくかを考えながら実習へ備えていきましょう。

そして、準備物については前日までにチェックシートを用いながら忘れ物がないかを確認し、余裕をもって施設実習1日目に臨めるように準備をしていきましょう。

最後に小坂先生から施設実習の臨む学生たちへのメッセージをいただきました。

?習っていないと逃げる言い訳をしない

?日誌についてはこのようなことを書くモデルを提示されていると思うが、左側についてはもう少し細かく書いて保育実習の際に「もっと詳しく」と言われなくても詳しく書けるように準備しておこう。

?「どうしてこの子はこのようなことをしているのですか」など、理由を聞くような質問がとてもいい。

?職員さんから「ちょっと見ておいてくださいね」と言われる場面の際は問題がない場合でも「何もありませんでした」と報告など周囲の状況説明ができるようにしたほうがいい。

?一人ひとりの名前を呼び掛けて接していくと対人関係的にも名前を呼んでかかわったほうが利用者との距離を縮めやすい。

以上のことを学生へ向けてお話しいただきました。

来週から実習が始まる学生のみなさん、今回行った講義の内容をよく復習し、どのような実習を行いたいのか、どのような学びを得たいのか、目的意識をしっかり持ちながら実習に臨み、頑張ってください。