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2019/09/26 保育士?幼稚園課程

保育実習指導Ⅰ

9月26日の保育実習指導Ⅰでは、「保育実技研究Ⅳ」の実技発表会が行われました。
今回は、「絵本?紙芝居」の実技発表でした。各ゼミのグループがそれぞれ絵本や紙芝居の読み聞かせを行い、手遊びを交えながら、発表が進められました。

まず初めに、青木一則先生から発表の流れや取り組む姿勢等についての説明を受け、その後発表が進められていきました。発表の順番と絵本?紙芝居のタイトルは以下の通りです。

①小坂ゼミ:「まてまてももんちゃん」「じいちゃんバナナ ばあちゃんバナナ」(絵本)
②和田ゼミ:「ざしきわらしほーいほい!」(紙芝居)
③利根川ゼミ:「ちいさなくれよん」「ありのあちち」(絵本)
④青木ゼミ:「11ぴきのねこ」(絵本)
⑤君島ゼミ:「からすのパンやさん」(絵本)
⑥高野ゼミ:「へんしんトンネル」(絵本)
⑦千葉ゼミ:「バナナじけん」(絵本)
発表では、どの発達段階の子どもを対象にして読みたいか、どのような意図?ねらいがあってその絵本や紙芝居を選んだのかなど、それぞれのグループの考えも含めて説明していました。
読む前に導入として手遊びを行い、興味を引き付けてから絵本を読んだり、読んだ後もその物語を振り返ってやり取りをしたりなど、工夫をしているグループもありました。
また、読み方について、絵本や紙芝居の方だけを見るのではなく、子どもたちの方を見ながらやり取りを交えて読んだり、めくる速さや声色を変えたりなどの工夫も見られました。

質疑応答では、「この絵本を読むタイミングはいつがいいか」「どのような発達段階の子どもに読み聞かせたいか」などの質問や、「めくり方や読むスピードの工夫がされていて、良かった」「初めて知った絵本や紙芝居があり、自分もぜひ読みたいと思えるものがあった」などの感想が出ていて、学生の皆さんのとても積極的に取り組む姿が見られました。

保育実技発表の総評では、青木先生より「絵本によっては、必ずしも応答すればよいわけではない。想像に入る際、やりとりがあると入り込みにくい。やりとりをするかしないかは、内容による。」とおっしゃっていました。

どういう題材の絵本を選ぶのか、どの生活場面で読むのかなど絵本や紙芝居の提供の仕方についてや読み方の工夫など、再確認することができたかと思います。「子どもにとってどのような文化財がよいのか」を考えながら、子どもたちに提供できるように皆さん、これからも日々学んでいきましょう。

記事担当:大橋咲恵、沼田真由