2020/11/13 保育士?幼稚園課程
教育実習(幼?小)の事前事後指導教育
11月13日(金)5限の教育実習(幼?小)の事前事後指導は、今回も先週に引き続き、幼稚園教育実習の振り返りの対話がオンライン講義で行われました。
初めに、利根川智子先生から先週の振り返りが行われました。その後、本日の対話の内容について説明がありました。
今回は、Aグループで「ものの見方が変わったかもと思った瞬間、自分が(新たに)身につけたこと/成長したこと」について話し合います。その後、Cグループに組み替えて、Aグループで話し合った内容を共有します。最後に、Aグループに戻り「保育者としての成長って何だろう?」ということについて話し合います。
まず、Aグループでは、「ものの見方が変わったかもと思った瞬間、自分が(新たに)身につけたこと/成長したこと」について対話を行いました。
あるグループの対話では、
?いろいろな視点から子どもの姿を捉えることができた
?子どもの言動から、気持ちや言動の意図を考えて関わることができた
?全体の活動を動かしつつも、個別の関わりができるようになった
?子どもたち同士で話し合う姿も多くみられ、保育者として見守ることも一つの方法だと実感した
これらの意見が出ました。実習日誌の記入についても保育所実習に比べると、早く書けるようになり、他の教材研究や睡眠時間にあてることできたという意見が多くありました。
次に、Cグループに組み替えてAグループでの対話について共有しました。Cグループでは、「全日実習などで全体に呼びかける際、話を聞いている子どもを褒めて全体に知らせる」という方法を多く取り入れていたという学生が多かったです。子どもたちに話を聞いてほしい時、友達が褒められているのを見て「自分もやらなきゃ。」と思ったり、「自分も褒められたい!」という気持ちになったりして、話を聞く姿勢になってくれると言っていました。
続いて、Aグループに戻りCグループでの話を共有し、「保育者としての成長って何だろう?」について対話を行いました。
?保護者が気づいていなかったその子の個性や得意なことなどに気がつき、伝えることができる保育者
?全体と個をバランスよくみる力
?保護者に認められ、信頼関係を築くことができる
?子どもの興味関心や、性格、発達などを的確に捉えて、保育に活かす
これらの意見が出ました。
それぞれの実習先での経験や成長したことなどを聞いて、共感したり、新たな発見ができたりした対話だったと思います。
最後の実習だった幼稚園実習では「今までの実習よりも学ぶことが多かった。」という学生も多くいました。保育を見る眼が養われてきたということだと思います。
コロナウイルスの感染に気をつけて、残りの学生生活を有意義に過ごしていきましょう!
記事担当 千葉早姫