2020/11/20 保育士?幼稚園課程
教育実習(幼?小)の事前事後指導
11月20日、5限の教育実習(幼?小)の事前事後指導では、4年生の発達プロジェクトのメンバーにより、「発達特別講義①生理的機能、運動機能、原始反射」と題しての講義が行われました。
初めに、今後の流れにお話しして頂いてから、本日の講義となりました。
発達特別講義は4週にわたり行われ、最後に発達理解度最終認定試験を行います。保育者になる上で必要だと考える発達に関する知識を確認し合うことを目的としており、特に子どもの発達の順序性の視点を意識した講義内容を展開していくこととなっています。
本日の講義の内容は、大きく分けて3つです。
1つ目は、「生理的機能の発達について」です。語句の説明と、実際にグラフを用いて子どもの身長や体重はどのように成長していくのか、分かりやすく説明して頂きました。
2つ目は、「運動機能の発達について」です。おおむね0歳から6歳の運動機能の発達について月齢?年齢ごとに詳しく説明して頂きました。また、粗大運動と微細運動それぞれイラストを用いて説明して頂いたことで、より詳しく学ぶことが出来ました。
3つ目は、「原始反射について」です。原始反射とは、新生児固有に見られる反射で、生まれつき備わった自分の意思とは関係なく起こる反射的な反応のことです。約30種類もの原始反射があり、生後1~2か月頃から消え始め、生後6か月でほぼ消失します。
今回は以下の反射について詳しく説明して頂きました。
?非対称性緊張性頚反射
?把握反射
?モロー反射
?探索反射(口唇探索反射)
?吸啜反射
?バビンスキー反射
また、講義内では各発達の説明の後に「考えてみよう!」という時間を設けて、簡単なミニテストを行いました。
今回の講義で、発達についての知識が身に付くだけではなく、TFU保育士?幼稚園課程ならではの学生が主体的になって学びを還元していくことで、お互いにかなり刺激になったのではないかと思います。
残りの発達の講義でも更に発達についての理解を深め、保育者として専門性を高めていきましょう!
記事担当:天野未紗希