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2021/04/22 保育士?幼稚園課程

保育実習指導Ⅱ

4月22日(木)6限の保育実習指導Ⅱでは、「施設実習オリエンテーションⅡ」と題して君島昌志先生より、対面授業の形式で講義を行っていただきました。

まず、始めに教職課程支援室の後藤さんから「公認欠席願い」についてのご説明をして頂きました。保育実習のために講義を欠席することがやむを得ないため、各授業担当教員にその旨を相談するようにとのお話がありました。

<公認欠席願い>
○基本姿勢
講義も資格取得には欠かせない大事なものであり、また公認欠席をすることで授業担当教員に多大なご迷惑をおかけすることを認識しなければなりません。実習を行う学生は授業担当教員へ丁寧に誤解のないように相談する姿勢が大切です。

○注意事項
?公認欠席期間は、実習の2週間前から実習期間中までが対象であること
?対面授業の場合は、オンライン授業で行えないか授業担当教員に確認すること
?オンライン授業は実習中の課題提出を伸ばせるか授業担当教員に確認すること
?保育士資格に関わる講義は、実習中に参加出来ない部分を補講などで対応してもらえないか授業担当教員に相談すること

次に、君島先生から施設実習の流れや実際にどのようなことを行うのかイメージを持つために、「施設実習の基本」と「施設実習の実際」の2本のビデオ映像を用いて教えていただきました。

講義を行っている君島 昌志先生
 
<ビデオ視聴「施設実習の基本」>
施設実習の意義や目的などの基礎的な知識について説明がありました。また、施設実習の期間を初期?中期?後期に分けて各時期にどのような実習が行われているか学びました。

○実習の心構え
実習にあたって実習生に求められることを学びました。
?学ぶ姿勢
 何を学びたいのか目的を持って実習に臨み、何が分からないのかを明確にして積極的に質問します。実習は働いている職員の方や利用者の方にとって、負担となる中で快く引き受けて頂いていることを認識しなければなりません。感謝の気持ちを持って、挨拶や返事に心掛けて能動的に学ぶことが大切です。
②職員の指示を理解する
 実習中に利用者を見ておくよう、職員の方に頼まれることもありますが、誰にも断らずにその場を離れるのは、てんかん発作などを見逃してしまう危険性があるためとても危険な行為であることを知っている必要があります。そのため、職員の方々の指示をきちんと理解して、行動するための聞く姿勢も実習生に求められていることの1つです。自分勝手な行動や判断が利用者を傷つける事故に繋がることに留意します。そして、少しでも判断に迷ったときは、自分の判断で動かずに必ず確認することが大切です。 

<ビデオ視聴「施設実習の実際」>
2本目のビデオでは、実習3日目?6日目?10日目の実習の様子を学びました。日に日に実習生と利用者の心の距離が縮まり、かかわりに自信を持っている姿が見られました。最終日には実習を終えての反省会として10日間の振り返りを行います。反省会では、実習で経験した出来事を踏まえて自分の感じたことをお話していました。最後には利用者とのお別れ会があり、利用者一人ひとりと握手したりお話したりして実習生が涙を浮かべながらも笑顔で幸せな表情をしていたのが印象的でした。

実習中の行動は自分だけの問題ではなく、今後の実習の受け入れにも関わります。施設は利用者にとって生活の場であり、実習生はその場に踏み込むことになるため、その重みを知ることが大切です。施設での生活、自立や自己実現を支援する専門職が必要であることを理解していく必要があります。

最後に、君島先生の10日間という短い期間で濃く沢山の学びが得られる素晴らしい学びが待っているというお話で講義が終了しました。施設実習の実際を映像から学んだことで、施設実習のイメージがしやすいものとなったのではないでしょうか。施設実習が目の前に迫っていることを自覚し、より一層気が引き締まったように見えました。
まだ実習に対して不安な気持ちが多いように感じますが、今から事前学習をして万全な体制で臨み、多くの学びが出来るように頑張っていきましょう!

記事担当:大槻優希子、森麻尋、島貫莉花子