2021/07/16 保育士?幼稚園課程
教育実習(幼?小)の事前事後指導
7月16日(金)5限の教育実習(幼?小)の事前事後指導は、「幼稚園実習の振り返り」と題して、同時双方向型のオンライン授業が行われました。
授業自体はZoomのブレイクアウトルーム機能(※1)を使用し、宮城県外組がすでに終えた幼稚園実習を振り返ると共に、宮城県内組はこれから予定されている実習について具体的に想像し、考える時間となりました。
※1:Zoomミーティングにおいて、参加者を少人数のグループに分けてミーティングを行う機能のこと
はじめに、青木一則先生より今日の趣旨説明をしていただき、その後グループに分かれて話し合いをするという流れでした。
具体的な本日の講義の流れは、以下のようになっております。
<本日の流れ>
①趣旨説明
②グループ分け
③話し合い1
④集合 メンバーチェンジ
⑤話し合い2
⑥再集合 まとめ 課題説明
⑦終了
ブレイクアウトルームに分かれた後は、ホワイトボード機能を使用して、グループの中でファシリテーター(※2)を決め、ワールドカフェ方式(※3)の話し合いが行われました。ここでは、私のグループでの話の内容を2つずつご紹介いたします。
※2:話し合いを円滑に進める司会者のような役割
※3:カフェでくつろいでいるようなリラックスした雰囲気のもと行われる会議のこと
③の話し合い1では、「子どもの世界観、保育者による子ども理解とは?」についての話し合いを行いました。具体的には、子どもならではの物の見方?感じ方はどうであったか、子どもの気持ち、興味関心をみるとは、何を見て何を感じ、子どもを理解するのかというものでした。
学生1「あじさいのペープサートを帰りの会でやったけれど、その一瞬の活動であったのに対し、子どもは次の日に「あじさい見つけたよ!」、「シール帳に貼ってあるのもあじさいだよ!」と子どもの中で発展していっていることに驚いた。ここで子どもの世界は大きくて、自分にとっては一瞬の出来事であったのに、子どもにとっては一生であり、小さな経験であっても続いているのだと分かった。」
学生2「マットを船に見立てた鬼ごっこ「沈没ゲーム」を行なったのだが、負けず嫌いな子どもがおり、最初から活動に参加してくれない様子があった。しかし、他児の楽しそうな雰囲気を見て興味を持ち始め、マットの種類を変えるその瞬間に参加してくれる姿に変化した。その子自身の特性を理解した声がけも必要であったと思うが、その子が何に興味を持ち何に関心を持つのかという普段の生活からも遊びに引き込む方法を考える必要があると学んだ。」
⑤の話し合いでは、③の時とはメンバーが変わり、「子どもが1日を充実して過ごすにはどうしたら良いか」についての話し合いでした。具体的には、子どもの興味?関心を生かした1日の過ごし方、子どもが今日も楽しかったと思えるような1日は何を大切に計画されているのかというものでした。
学生1「幼稚園は教育の側面が強いから保育者主導になってしまう傾向がある。そのため、日々の子どもの興味?関心に目を向け見逃さずに、それを発展させ主活動に交えるなど、子ども主体の1日を過ごせるような環境を作ることが大事であると思う。」
学生2「子ども自身が様々な経験を通して学んでいけるように、保育者自身が多くの保育の引き出しを持っていることとで、子どもの『やりたい』を実現できると思う。その実現できた達成感や楽しさを感じることができれば、1日だけに限らず園での生活の毎日が充実して過ごせるようになると思う。」
本日の講義は、幼稚園実習を終えた学生が、実習を振り返る時間になりました。その中で、これから幼稚園実習を行う学生たちは、実習を終えた学生たちから聞く、実習園で出会った様々な子ども達の姿から、実習に対する思いが変わったと思われます。実際、私自身「早く実習に行きたいな」と思うようになりました。
実習を終えた学生たちは、実習で学んできたことを忘れず、就職活動へ取り組んでいただければと思います。また、これから実習に行く学生たちは、今日学んで考えさせられたことを忘れず、実習で活用できると良いですね。
授業自体はZoomのブレイクアウトルーム機能(※1)を使用し、宮城県外組がすでに終えた幼稚園実習を振り返ると共に、宮城県内組はこれから予定されている実習について具体的に想像し、考える時間となりました。
※1:Zoomミーティングにおいて、参加者を少人数のグループに分けてミーティングを行う機能のこと
はじめに、青木一則先生より今日の趣旨説明をしていただき、その後グループに分かれて話し合いをするという流れでした。
具体的な本日の講義の流れは、以下のようになっております。
<本日の流れ>
①趣旨説明
②グループ分け
③話し合い1
④集合 メンバーチェンジ
⑤話し合い2
⑥再集合 まとめ 課題説明
⑦終了
ブレイクアウトルームに分かれた後は、ホワイトボード機能を使用して、グループの中でファシリテーター(※2)を決め、ワールドカフェ方式(※3)の話し合いが行われました。ここでは、私のグループでの話の内容を2つずつご紹介いたします。
※2:話し合いを円滑に進める司会者のような役割
※3:カフェでくつろいでいるようなリラックスした雰囲気のもと行われる会議のこと
③の話し合い1では、「子どもの世界観、保育者による子ども理解とは?」についての話し合いを行いました。具体的には、子どもならではの物の見方?感じ方はどうであったか、子どもの気持ち、興味関心をみるとは、何を見て何を感じ、子どもを理解するのかというものでした。
学生1「あじさいのペープサートを帰りの会でやったけれど、その一瞬の活動であったのに対し、子どもは次の日に「あじさい見つけたよ!」、「シール帳に貼ってあるのもあじさいだよ!」と子どもの中で発展していっていることに驚いた。ここで子どもの世界は大きくて、自分にとっては一瞬の出来事であったのに、子どもにとっては一生であり、小さな経験であっても続いているのだと分かった。」
学生2「マットを船に見立てた鬼ごっこ「沈没ゲーム」を行なったのだが、負けず嫌いな子どもがおり、最初から活動に参加してくれない様子があった。しかし、他児の楽しそうな雰囲気を見て興味を持ち始め、マットの種類を変えるその瞬間に参加してくれる姿に変化した。その子自身の特性を理解した声がけも必要であったと思うが、その子が何に興味を持ち何に関心を持つのかという普段の生活からも遊びに引き込む方法を考える必要があると学んだ。」
⑤の話し合いでは、③の時とはメンバーが変わり、「子どもが1日を充実して過ごすにはどうしたら良いか」についての話し合いでした。具体的には、子どもの興味?関心を生かした1日の過ごし方、子どもが今日も楽しかったと思えるような1日は何を大切に計画されているのかというものでした。
学生1「幼稚園は教育の側面が強いから保育者主導になってしまう傾向がある。そのため、日々の子どもの興味?関心に目を向け見逃さずに、それを発展させ主活動に交えるなど、子ども主体の1日を過ごせるような環境を作ることが大事であると思う。」
学生2「子ども自身が様々な経験を通して学んでいけるように、保育者自身が多くの保育の引き出しを持っていることとで、子どもの『やりたい』を実現できると思う。その実現できた達成感や楽しさを感じることができれば、1日だけに限らず園での生活の毎日が充実して過ごせるようになると思う。」
本日の講義は、幼稚園実習を終えた学生が、実習を振り返る時間になりました。その中で、これから幼稚園実習を行う学生たちは、実習を終えた学生たちから聞く、実習園で出会った様々な子ども達の姿から、実習に対する思いが変わったと思われます。実際、私自身「早く実習に行きたいな」と思うようになりました。
実習を終えた学生たちは、実習で学んできたことを忘れず、就職活動へ取り組んでいただければと思います。また、これから実習に行く学生たちは、今日学んで考えさせられたことを忘れず、実習で活用できると良いですね。
記事担当:佐々木彩