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2021/12/16 保育士?幼稚園課程

保育実習指導Ⅰ

12月16日(木)5限に行われた保育実習指導Ⅰは、「保育ボランティア 学習の展開Ⅰ~保育ボランティア学習の諸注意、連絡事項① ボランティア学習目標設定~」と題しまして、利根川智子先生より講義していただきました。
講義の流れは以下のようになっております。
(1)保育実践の場における学びの概要
(2)ボランティア?見学先について考える
(3)保育の場に入るための心構え
(4)春季ボランティア学習で学ぶこと

(1)保育実践の場における学びの概要
今年度の夏季保育所見学は中止となり、現在2年生の皆さんは、来年に春季ボランティア学習を控えています。そこでは、学校での学びが土台となり、その知識を確かめ、そして利用し、実習ではさらにそれらを深めていくことになります。

(2)ボランティア?見学先について考える
まず、ボランティアとは、“自ら赴いて積極的に学ぼうとする意思のもと成り立つもの”です。「春季ボランティア学習は学校が定めたものではありますが、大学から言われたから仕方なく行く、課題をこなすためにボランティアを行う、という気持ちではなく、自らできることを探してみたり、任された仕事は快く受け入れたりなど、行く意味や目的を自分で見出して臨んで欲しい」と利根川先生はおっしゃっていました。
また、保育の場=子どもの生活の場であることを忘れずに、「これを学びたい!」「子どもと触れ合うことで学びを深め、将来に活かしたい!」という前向きな気持ちで臨むことが望ましいともお話していただきました。

※ボランティア先:保育所(仙台市立除く)、幼稚園、幼保連携認定子ども園
※ボランティアに行く前には、必ず手続きが必要になる。「学外諸活動」の届け出を学生支援課に提出すること

(3)保育の場に入るための心構え
ここからは、実習関係のお話となります。保育実習、幼稚園教育実習は、感染症を持ち込まないことがまずは前提となります。そのため、実習2週間前からの自宅待機を実施しなければなりません。また、実習先によっては、PCR検査を受けるよう求められることもあるでしょう。

〇感染症が発覚した場合???実習中止、実習期間の延長、休園?消毒、保護者への説明など
→実習生は、自分がウイルスを持ち込むような行動をとっていないか、保護者、保育者、子ども、それぞれの立場にたって感染リスクを考えること。

(4)春季ボランティア学習で学ぶこと
ここで、12月2日の幼稚園課程ガイダンスの際に学生に問われた、「仕事とは?」「免許取得する理由は?」「どのような先生になりたいか?」について、再度考え、振り返る時間が設けられました。さらに今回は、自分も保育者像を実現するために、自分の現状を見つめるとして、「保育について今現在自分が知っていることはなにか」「今後自分には何が必要であるか」についても考えました。

〇春季ボランティアまでの今後の予定
①目標設定
②候補選定
→アンケート(1月10日締め切り)を実施し、ボランティア先の候補決定
③電話?了承?実施
→電話かけについての対応は後日改めて説明あり
④振り返りの作成?提出(ボランティア実施後)

今回は以上となります。2年生の皆さんは今年最後の実習指導となりましたね。映像演習であったり、保育実技発表会であったり、また、感染症を考慮してオンラインとの併用もあったりと、これまでにない方法で学びを深められたのではないでしょうか。
また、本日の20時より、施設実習?保育所実習の実習先が発表になるとのお話がありました。初めての実習ということもあり、不安、楽しみ、期待など様々あるかと思います。ですが、2年生の皆さんは、その前に控えている春季ボランティア学習を含め、自ら学びの機会を見出すことができます!ぜひ、そのような機会を有効に活用し、実りある実習が行えることを願っております!

記事担当:森麻尋、島貫莉花子