2017/12/19 生涯学習支援室
伊達政宗生誕450年記念歴史講座 第2回「米沢時代の伊達政宗」を開講
講座は本学と河北新報社の主催、仙台市などの共催によるもので、月1回のペースで来年10月27日まで全12回行われます。
第2回となる今回は12月9日、仙台駅東口キャンパスで開講され、仙台市博物館主幹兼学芸普及室長の菅野正道氏が講師を務めました。
はじめに、伊達家の当主になった政宗について、実名(名乗)の由来、愛姫との婚姻の不満や抗議の意思、輝宗からの家督相続(伊達家の外交方針の転換による「両頭体制」)がわかりやすく解説されました。次に、天正13年(1585)の蘆名攻略から、天正17年(1587)黒川城の陥落、蘆名氏の領土を制圧するまでの合戦の経過と意義について、丁寧に説明していただきました。
政宗の合戦は、南奥州ひいては天下統一を目指した戦争とはいえず、「摺上原の戦い」の勝利後、将棋倒し的な時流の結果である、とのご指摘は興味深いものでした。また、奥州戦国史特有の「中人制」(和睦調停の方法)について論説され、政宗が一方的に覇権を確立したわけではないと、従来の政宗のイメージを大きく転換させる貴重なご講演を拝聴することができました。
第3回は1月20日、「岩出山時代の伊達政宗」として、東北歴史博物館学芸部副主任研究員の塩田達也氏に登場していただきます。
受講者の感想
「政宗公の世間一般のイメージとは大きく違ったことを知り、本当に良い講座を受講できたと思います。」
「大変よかった。このような話を深く詳細に聞くことができたことに満足しています。」
政宗の合戦は、南奥州ひいては天下統一を目指した戦争とはいえず、「摺上原の戦い」の勝利後、将棋倒し的な時流の結果である、とのご指摘は興味深いものでした。また、奥州戦国史特有の「中人制」(和睦調停の方法)について論説され、政宗が一方的に覇権を確立したわけではないと、従来の政宗のイメージを大きく転換させる貴重なご講演を拝聴することができました。
第3回は1月20日、「岩出山時代の伊達政宗」として、東北歴史博物館学芸部副主任研究員の塩田達也氏に登場していただきます。
受講者の感想
「政宗公の世間一般のイメージとは大きく違ったことを知り、本当に良い講座を受講できたと思います。」
「大変よかった。このような話を深く詳細に聞くことができたことに満足しています。」
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