2018/09/14 生涯学習支援室
歴史講座 仙台藩と戊辰戦争150年 第5回「岩出山伊達家の戊辰戦争と北海道移住~吾妻謙を中心に~」を開講
本講座は本学と河北新報社、一般社団法人心のふるさと創生会議の共催によるもので、月1回のペースで12月15日まで全8回行われます。
今回は、東北大学東北アジア研究センター上廣歴史資料学研究部門助教の友田昌宏さんから、「岩出山伊達家の戊辰戦争と北海道移住~吾妻謙を中心に~」と題して、お話しいただきました。
岩出山伊達家10代目当主の伊達邦直と家老?吾妻謙をめぐる、動乱の幕末維新期について、「吾妻家文書」の調査成果にもとづいて、詳細に語っていただきました。戊辰の敗戦から知行高の没収、家臣の「永の暇」、明治2年の凶作に家中は窮乏を極めた。箱館戦争終結後、亘理伊達家にならって、明治政府の国策である北海道開拓を出願、吾妻が政府への嘆願を繰り返し、聚富(シップ)から当別へと入植し、その開拓は困惑の連続だった。さらに岩出山帰農派の元家臣たちの妨害のなかで、開拓は成功を納め、その功績により士族への復籍をはたした旧岩出山家中、なお岩出山伊達家への男爵の授爵にいたるまで、たいへん奥深く、感動的な内容の講座でした。
受講者の感想
「これまで受講したことのないテーマであり、大変参考になりました。」
「難しいテーマだと思います。初めて聞いたお話しでした。今後の展望について聞いてみたい。」
第6回目は10月12日(金)「戊辰戦争と秋田藩」と題して、国立歴史民俗博物館研究部の天野真志さんにご登壇いただきます。
岩出山伊達家10代目当主の伊達邦直と家老?吾妻謙をめぐる、動乱の幕末維新期について、「吾妻家文書」の調査成果にもとづいて、詳細に語っていただきました。戊辰の敗戦から知行高の没収、家臣の「永の暇」、明治2年の凶作に家中は窮乏を極めた。箱館戦争終結後、亘理伊達家にならって、明治政府の国策である北海道開拓を出願、吾妻が政府への嘆願を繰り返し、聚富(シップ)から当別へと入植し、その開拓は困惑の連続だった。さらに岩出山帰農派の元家臣たちの妨害のなかで、開拓は成功を納め、その功績により士族への復籍をはたした旧岩出山家中、なお岩出山伊達家への男爵の授爵にいたるまで、たいへん奥深く、感動的な内容の講座でした。
受講者の感想
「これまで受講したことのないテーマであり、大変参考になりました。」
「難しいテーマだと思います。初めて聞いたお話しでした。今後の展望について聞いてみたい。」
第6回目は10月12日(金)「戊辰戦争と秋田藩」と題して、国立歴史民俗博物館研究部の天野真志さんにご登壇いただきます。
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