2024/06/14 実学臨床教育推進室 社会福祉学科 福祉心理学科 福祉行政学科
【実学臨床教育Ⅰ】 百聞は一見に如かず -Part 2-
6/12 「実学臨床教育Ⅰ」を受講している1年生124名中約半数の54名が、福祉施設の理解の一環として大学の関連施設の見学に行きました。
実学臨床教育とは、「本学の建学の精神である『行学一如』の理念を基礎として、社会福祉分野のさまざまな領域を理論(大学での講義など)と実践活動(社会福祉施設?機関などでの実践)を通し学び、『実践する力?考察する力?理論化する力』に富んだ人材を育成する」本学独自の教育プログラムです。4年間を通し積み上げていく教育内容となっており、特に実学臨床教育Ⅰ?Ⅱは本学関連施設と連携して授業を進めていきます。
5/8の授業「関連施設の理解:施設見学事前指導(1)」では、前もって大学の関連施設の方から各施設の特徴や紹介の資料を作成していただき、その資料を基に教員が各施設の説明を行いました。
それを受けて学生は見学希望施設を選択し、ひとり2施設に見学に行きます。
見学は、5/29、6/12、6/26、7/10(各回3施設)5限目の授業時間内に大学バス3台で行きます。
施設見学にあたっては、感染防止対策のため見学日の一週間前から「健康チェック表」を記入し体調管理を意識し、当日引率教員に提出し見学可否の判断を受けます。また、見学の際はマスクを着用します。
6/12は、社会福祉法人東北福祉会せんだんの杜、せんだんの里、せんだんの館に伺いました。
事前に学生から「健康チェック」に際し感染症の疑いや体調不良の相談の電話がありました。高齢者施設への集団での訪問ですので、見学を見送らざるを得ない学生が数名いました。
せんだんの杜
せんだんの里
見学は2グループに分かれ、①グループホームと②せんだんの里内を前後半で場所を交換し見学しました。グループホームはまるで一軒家のご家庭の環境に近い形の施設で、その中での共同生活の様子を少人数で見学しました。せんだんの里内は特別養護老人ホームのユニットなど居室や共有スペース、デイサービスエリアなども見学しました。ストレッチャーに寝たまま?椅子に座ったまま入浴できる機械浴の種類も見ることができました。
せんだんの館
フィンランド共和国と縁のある施設とあって、特徴的な照明や家具の配置など、環境?空間づくりの工夫、配慮も教えてもらいました。最後に交流ホールに集合し、質疑応答の時間をしっかりと設けていただきました。