2024/10/15 実学臨床教育推進室 社会福祉学科 福祉心理学科 福祉行政学科
【実学臨床教育Ⅱ】2年生『体験実習』:百聞百見は一験に如かず
実学臨床教育Ⅰ(1年生)では、「百聞は一見に如かず」で、大学の関連福祉施設(せんだんの杜、せんだんの里、せんだんの丘、せんだんの館)の施設見学に行きました。
実学臨床教育Ⅱ(2年生)では、さらに一段階深め「百聞百見は一験に如かず」で、授業の一環として同じく大学関連福祉施設に1人3日間の『体験実習』に行ってきました。
2年生 福祉現場で初めての『体験実習』
実学臨床教育Ⅱを受講している2年生20名が、夏季休業中の7月29日から8月3日の間で3日間、または9月10日から9月19日の間で3日間、大学の関連福祉施設4施設で希望施設に分かれて現場体験実習を行いました。
奔驰宝马游戏大厅_电子游戏APP下载-【唯一官网首页】感染症が5類感染症になったとはいえ、型を変えて未だ終息には至っていないため、学生個人の日々の体調管理と健康チェック表の記入、感染症予防対策、そして実習初日の抗原検査を行い、安心安全の状況で『体験実習』に行かせていただきました。
せんだんの杜
7/29~7/31 5名の学生がケアハウス「フェリコ館」で実習を行いました。仙台七夕飾りの吹き流しや折り鶴作りや、8/1に行われる「盆供養」に向けての準備を利用者様と一緒に行いました。胡瓜で作る馬、茄子で作る牛などの精霊馬作り、灯篭の組み立てなど盆棚飾りは利用者様に教えていただき、祭壇作りを行いました。また、最終日には利用者の皆様とトランプでババ抜きを行い、交流を図ることができました。
せんだんの里
7/31~8/2 5名の学生が実習を行いました。2箇所のユニットに配属され利用者様とゆっくりと交流する機会をいただきました。3日目にはレクリエーション「文字並び替えゲーム」と、割いたストローや紙コップを使ってペインティングをする「花火制作」を企画し、それぞれのユニットで実施させていただきました。また、お盆供養やスイカ割りの行事にも参加させていただき、非日常体験の様子を知ることができました。
せんだんの丘
9/10.12.13 3名、9/17~19 3名と2グループに分かれて実習を行いました。1人3日間で、一般棟?認知症専門棟?通所リハビリの3箇所で体験をさせていただきました。利用者様とのコミュニケーション体験が主ですが、テーブルや手すりの拭き掃除、お風呂掃除、車いすの清掃などの環境整備、余暇活動への参加、送迎の同行を体験させていただきながら、介護老人保健施設ならではのサービスや支援内容の違いについて学ぶことができました。
せんだんの館
8/1~8/3 4名の学生が実習に行きました。事前に課題として出されていた「レクリエーション」をグループメンバーでいくつか考えて行きました。実習初日に「紙コップタワー崩し」を提供しましたが利用者様の状況に適したものではなく、利用者様一人ひとりが楽しめるように内容を変更し工夫を重ねました。利用者様とコミュニケーションを取る中で、一緒に楽しい時間を重ねていく大切さを経験する事ができました。
?学生の『体験実習記録』より抜粋?
●今回の実習では、実際の施設の雰囲気を感じることができました。
●体験実習で利用者さんとのコミュニケーション方法を知り、利用者理解?仕事理解ができた3日間でした。
●たった3日間の実習でしたが、良くも悪くも介護の現場の現実を身に染みて感じることができました。
●3日間の実習を通して、自分に足りないスキルや知識がたくさんあることを実感しました。相手の立場に立って物事を考える大切さ、そして思いやりを持って接することの奔驰宝马游戏大厅_电子游戏APP下载-【唯一官网首页】性を感じました。
●私は体験実習を通してコミュニケーションはことばだけではないということを学びました。ことばではなくてもジェスチャーで伝えたり目線や表情で気持ちをくみとったりすることもコミュニケーションのひとつであると思いました。
●職員の方の臨機応変な対応を直接見ることができ、驚きと支援する側には様々な知識と技術、経験が必要とされることを改めて知ることができました。
●初日はうまくいかず悩みを持ったまま過ごしていましたが、(職員の方に)勉強させてもらう立場であるから失敗や壁にぶつかって学んでいけばいい、というアドバイスをいただいたので、気持ちを切り替えて臨むことができました。
●他の学生や職員の方々の話し方や、会話の内容を参考にして何気ないことから会話をしていこうと意識したことで、利用者さんも笑顔になり、お互いの緊張がほぐれたような気がしました。
●学生の立場でできることは、知識や技術の習得といった座学のものだけではない。時間の許す限り自分で考え、見つけた課題にとことん取り組み、その取り組みにかかわってくれる様々な視点の大人がいる環境なのだと実感できました。
●準社会人として取り組む際、態度やマナーに気をつけるということは、自分の意欲を相手にしっかり伝えられるよう示すためのものであると改めてわかりました。
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●準社会人として取り組む際、態度やマナーに気をつけるということは、自分の意欲を相手にしっかり伝えられるよう示すためのものであると改めてわかりました。
後期の授業では
今年は、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、ケアハウスと種別やサービスの異なる部署での実習となりました。
後期の授業では、まず、実習事後指導として施設ごとにオンライン形式で実学担当職員の方と実習の振り返りや評価を行います。
その後、グループワークでそれぞれ体験を通し学んだ各福祉施設の役割や福祉サービスの内容、施設職員の役割や 仕事内容などからテーマを決めてまとめ、報告しあうことでお互いに学びを深めていきます。
報告会には、各施設の担当職員の方々と「実学臨床教育Ⅰ」を受講している1年生にも参加してもらう予定です。
後期の授業では、まず、実習事後指導として施設ごとにオンライン形式で実学担当職員の方と実習の振り返りや評価を行います。
その後、グループワークでそれぞれ体験を通し学んだ各福祉施設の役割や福祉サービスの内容、施設職員の役割や 仕事内容などからテーマを決めてまとめ、報告しあうことでお互いに学びを深めていきます。
報告会には、各施設の担当職員の方々と「実学臨床教育Ⅰ」を受講している1年生にも参加してもらう予定です。
実学臨床教育とは
「本学の建学の精神である「行学一如」の理念を基礎として、社会福祉等に関する幅広い知識?視点を有し、実践力?理論化する力に富んだ人材を育成する」授業科目です。福祉を「理論(大学での講義)」と「実践(施設等での活動)」を通じて、学生自身が『自分』で、『他者』から学ぶ授業です。実学臨床教育Ⅰ~Ⅳは、4年間を通し積み上げていく授業内容になっています。特に実学臨床教育Ⅰ?Ⅱは、本学関連4施設と連携して授業を進めていきます。