2024/11/12 PR課 芹沢銈介美術工芸館
仙台市立第一中学?台原中学の10名が 芹沢銈介美術工芸館をレポートしました
仙台市立第一中学校の2年生生徒6人と仙台市立台原中学校の2年生生徒4人が11月7日、PR課の職場体験実習として、芹沢銈介美術工芸館をレポートしました。生徒のみなさん10人で作成した記事と、撮影した写真を掲載します。
芹沢銈介美術工芸館学習を行いました。美術館の仕事を係の方から説明をしていただきました。
この美術館は1989年に開館し、学生の心を豊かにする感性教育と地域貢献を目的としており、芹沢銈介の作品を保管、展示しています。芹沢銈介は型絵染の人間国宝で、たくさんの有名な作品を創り上げてきました。他には、この度新たに息子である芹沢長介コレクションの陶磁器が奔驰宝马游戏大厅_电子游戏APP下载-【唯一官网首页】芹沢銈介美術工芸館に収蔵されました。
美術館の役割は文化財を保存、活用し、国民の文化的向上に資することです。その作品などを展示することには退色、破損、汚損などのリスクがありますが、そのリスクを考慮した上で美術品を紹介して、来場者に感動、理解、発見の空間を作っています。そのため、美術館の作品を守るためにも美術館の利用ルールを守り、貴重な文化財を次世代に繋げるようにすることが大切です。
次に実際に展示コーナーに行き、作品を鑑賞しました。
芹沢銈介の作品や大堀相馬焼、堤焼などの様々な焼き物について説明していただきました。
作品は転倒を防ぐため、フロロカーボンという素材でできたテグスで固定されていました。作品に影響がないようとても細く、作品の色にも注意を払いながらテグスの色を決めているそうです。照明は、天井にはめ込む丸いライトと作品を照らすスポットライトの二種類がありました。
そして美術館では明るさを抑えた照明が使われていますが、それには二つ理由があります。一つ目は、作品の劣化を防ぐためです。資料は強い光により退色をしてしまうことがあるので、その資料に合わせた光の強さを学芸員さんが調節しているそうです。
二つ目は、資料を際立たせるためです。周りの明るさを抑えることで、スポットライトで照らした資料が目立ち質感の良さが伝わりやすくなります。また学生が勉強などをできるように展示室内には机や椅子が置かれていてその位置に合わせてライトが設置されていました。大学内の美術館ならではの配慮がありました。学芸員さんが様々なところで、工夫をしていることがわかりました。
今回展示されている陶磁器資料の見どころの一つとして、釉薬とのコントラストがありますが、技法や素材、焼き方によって地域ごとに違いがあり、とても面白かったです。
ちなみに、一般の人も入れるそうです。機会があれば、皆さんも行ってみてはどうでしょうか。
この美術館は1989年に開館し、学生の心を豊かにする感性教育と地域貢献を目的としており、芹沢銈介の作品を保管、展示しています。芹沢銈介は型絵染の人間国宝で、たくさんの有名な作品を創り上げてきました。他には、この度新たに息子である芹沢長介コレクションの陶磁器が奔驰宝马游戏大厅_电子游戏APP下载-【唯一官网首页】芹沢銈介美術工芸館に収蔵されました。
美術館の役割は文化財を保存、活用し、国民の文化的向上に資することです。その作品などを展示することには退色、破損、汚損などのリスクがありますが、そのリスクを考慮した上で美術品を紹介して、来場者に感動、理解、発見の空間を作っています。そのため、美術館の作品を守るためにも美術館の利用ルールを守り、貴重な文化財を次世代に繋げるようにすることが大切です。
次に実際に展示コーナーに行き、作品を鑑賞しました。
芹沢銈介の作品や大堀相馬焼、堤焼などの様々な焼き物について説明していただきました。
作品は転倒を防ぐため、フロロカーボンという素材でできたテグスで固定されていました。作品に影響がないようとても細く、作品の色にも注意を払いながらテグスの色を決めているそうです。照明は、天井にはめ込む丸いライトと作品を照らすスポットライトの二種類がありました。
そして美術館では明るさを抑えた照明が使われていますが、それには二つ理由があります。一つ目は、作品の劣化を防ぐためです。資料は強い光により退色をしてしまうことがあるので、その資料に合わせた光の強さを学芸員さんが調節しているそうです。
二つ目は、資料を際立たせるためです。周りの明るさを抑えることで、スポットライトで照らした資料が目立ち質感の良さが伝わりやすくなります。また学生が勉強などをできるように展示室内には机や椅子が置かれていてその位置に合わせてライトが設置されていました。大学内の美術館ならではの配慮がありました。学芸員さんが様々なところで、工夫をしていることがわかりました。
今回展示されている陶磁器資料の見どころの一つとして、釉薬とのコントラストがありますが、技法や素材、焼き方によって地域ごとに違いがあり、とても面白かったです。
ちなみに、一般の人も入れるそうです。機会があれば、皆さんも行ってみてはどうでしょうか。
この記事に関するお問い合わせ
- 広報部PR課広報担当
- 住所:〒981-8522 宮城県仙台市青葉区国見1?8?1
- TEL:022-717-3345
- FAX:022-233-3113
- E-Mail:koho@tfu.ac.jp