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2019/10/02 社会連携

子どもたちへの自然体験学習「島であそべんちゃーIN野々島」に学生ら100人が参加

今回で6回目となる「島であそべんちゃーIN野々島」が、宮城県塩竈市浦戸諸島野々島で9月22日、行われ、塩竈市内の6つの小学校から小学4年生28人、本学学生73人の計101人が参加しました。野々島での「地域交流?被災地復興」および「被災地の子どもたちへの自然体験学習」(野々島プロジェクト)活動の一つとして、当日は、あいにく天候が不安定な中での開催となりましたが、小学生と大学生が力を合わせて、有意義なときを過ごしました。

「島であそべんちゃーIN野々島」は、2014年から行われている日帰りの自然体験プログラムで、「塩竈市学力向上プラン(第4次:2017?19年度)」での「活躍と交流」と連携した活動でもあります。島の地形を生かし、小学生と学生がともに行動することで、「社会をたくましく生き抜く力」を磨くこと、また、双方で学び合うことを主目的にしています。

参加した学生は、社会福祉学科と産業福祉マネジメント学科(金政信ゼミ)、医療経営管理学科と社会福祉学科(山口政人ゼミ)、リハビリテーション学科理学療法学専攻(高村元章ゼミ)の4学科73人。開催当日まで延べ250人の学生が、野々島で事故のないように入念な準備を行い、臨みました。また、受付?送迎の学生たちは、午前8時半からフェリー乗り場で小学生たちと顔合わせをし、引率しながら島へと出発しました。
到着後は出会いの集いと準備体操の後、メインのプログラムである島探検とカヌー体験を5班に分かれて行いました。参加した小学生は、大学生のお兄さん、お姉さんたちと一緒に大自然の中で宝探しを行いながら動き回ったり、自らカヌーを漕ぐ体験をするなど心地良い汗を流しました。
宇内浜での昼食(カレーライス?ロールサンド?揚げたこ焼き?フルーツポンチ)の後、小雨がぱらついてきたので島内にある研修施設(ブルーセンター)内の体育館(集会室)に移動し、「人間知恵の輪」や「じゃんけん列車」などの遊びをみんなで行いました。そして、「別れの集い」で参加した小学生に記念写真と学生が野々島で育てたラベンダーで作ったポプリが手渡されました。午後3時にフェリーで塩竈に帰着。参加児童の引き渡し時に引率の学生から迎えに来た保護者に一人ひとり活動状況が報告され、およそ6時間の交流を終えました。一緒に記念撮影をするなど、別れを惜しむ小学生が多く見られ、大学生を感激させる場面もありました。