2023/10/05 実学臨床教育推進室 社会福祉学科 福祉心理学科 福祉行政学科
【実学臨床教育Ⅱ】2年生『体験実習』:習うより慣れよ
実学臨床教育Ⅱの授業の一環で、大学の関連福祉施設(せんだんの杜、せんだんの里、せんだんの丘、せんだんの館)に1人3日間の『体験実習』に行ってきました。
「実学臨床教育Ⅱ」を受講している2年生20名が、夏季休業中の7月31日~8月9日の間で3日間、または9月11日~13日の3日間、希望施設に分かれて現場体験実習を行いました。奔驰宝马游戏大厅_电子游戏APP下载-【唯一官网首页】感染症が5類感染症になり行動制限はなくなったとはいえ、学生個人の日々の体調管理と健康チェック表への記入、感染症予防対策、そして当日の抗原検査を確実に行い、安心安全の状況で『体験実習』に行かせていただきました。
せんだんの杜
4名の学生がケアハウス「フェリコ館」で実習を行いました。職員の方が、学生が実習に入ることを前もって宣伝し活動に誘ってくださっていたので、レクリエーションや「50音探しゲーム」などに多くの方が参加してくださいました。対抗戦のグループメンバーにも加えていただき一緒に楽しく活動することができました。
せんだんの里
4名の学生がグループホーム「東乃家」「中乃家」に分かれて実習させていただきました。職員の方にご助言いただきながら利用者様一人ひとりに応じた配慮を考え、最終日にちぎり絵制作の実践も行いました。学生同士で利用者側、介護者側両者の立場に立った車いす体験も行い、基本的な注意事項や扱い方を学びました。
せんだんの丘
6名の学生が3グループに分かれて実習を行いました。1人3日間で、一般棟?認知症専門棟?通所リハビリの3箇所で体験をさせていただきました。環境整備、余暇活動、送迎なども一緒に体験させていただきながら、介護老人保健施設ならではのそれぞれのサービスや支援内容の違いについて実感を伴い学ぶことができました。
せんだんの館
6名の学生が2グループに分かれ時期をずらして実習に行きました。それぞれ事前に課題として出されていた「レクリエーション」を考えて行きましたが、利用者様の実態に合わせ、お花作り、ぬり絵、まちがい探しなどを個別に行いました。利用者様との交流の時間をたくさん取っていただき、コミュニケーションの楽しさ?難しさを体験しました。
?学生の『体験実習記録』より?
?大学生になって初めての実習だったのでとても緊張した。
?3日間を通して改めてコミュニケーションの難しさを実感した。
?3日間の実習を通して、自分に足りないものを知り、課題を見つけることができた。
?これまで抱いていた仕事に対するイメージの共通点と相違点を両方見つけることができた。
?昔話を楽しそうに嬉しそうに話している姿がとても印象的で、お話を聞く時間がとても楽しかった。
?座学だけではなく、実習をすることによって得られる知識や視野を広げることができた。
?レクリエーションを行う中で利用者さんの状態に合わせた支援をすることで、利用者さんが普段見せない表情でレクリエーションに参加していて、こちらも笑顔になれ楽しかった。
?自分たちでレクリエーションを考える難しさを知ったが、その一方で利用者さんの笑顔や頑張っている姿を見れたことで、職員さんのやりがいの一部を体験することができたため良い経験になった。
?職員さんの利用者さんの言動や行動から「不安」などの心情を読み取り、忙しくても顔色一つ変えず行動している姿を見て尊敬した。周りを見て行動すること、気配りのできる人になりたいと考えた。
?職員の方々にアドバイスしていただきながら学んだことは、相手の意思を尊重すること。利用者様の立場になって言われて嬉しいこと、自力でやってみようと思えるお声がけをすることが大切だと思った。
?3日間を通して改めてコミュニケーションの難しさを実感した。
?3日間の実習を通して、自分に足りないものを知り、課題を見つけることができた。
?これまで抱いていた仕事に対するイメージの共通点と相違点を両方見つけることができた。
?昔話を楽しそうに嬉しそうに話している姿がとても印象的で、お話を聞く時間がとても楽しかった。
?座学だけではなく、実習をすることによって得られる知識や視野を広げることができた。
?レクリエーションを行う中で利用者さんの状態に合わせた支援をすることで、利用者さんが普段見せない表情でレクリエーションに参加していて、こちらも笑顔になれ楽しかった。
?自分たちでレクリエーションを考える難しさを知ったが、その一方で利用者さんの笑顔や頑張っている姿を見れたことで、職員さんのやりがいの一部を体験することができたため良い経験になった。
?職員さんの利用者さんの言動や行動から「不安」などの心情を読み取り、忙しくても顔色一つ変えず行動している姿を見て尊敬した。周りを見て行動すること、気配りのできる人になりたいと考えた。
?職員の方々にアドバイスしていただきながら学んだことは、相手の意思を尊重すること。利用者様の立場になって言われて嬉しいこと、自力でやってみようと思えるお声がけをすることが大切だと思った。
後期の授業では
今年は、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、グループホーム、ケアハウスと種別の違う施設での実習となりました。
後期の授業では、グループワークでそれぞれ体験を通し学んだ各福祉施設の役割や福祉サービスの内容、施設職員の役割や 仕事内容などをまとめ、報告しあうことでお互いに学びを深めていきます。
報告会には、「実学臨床教育Ⅰ」を受講している1年生にも参加してもらう予定です。
後期の授業では、グループワークでそれぞれ体験を通し学んだ各福祉施設の役割や福祉サービスの内容、施設職員の役割や 仕事内容などをまとめ、報告しあうことでお互いに学びを深めていきます。
報告会には、「実学臨床教育Ⅰ」を受講している1年生にも参加してもらう予定です。
実学臨床教育とは
「本学の建学の精神である「行学一如」の理念を基礎として、社会福祉等に関する幅広い知識?視点を有し、実践力?理論化する力に富んだ人材を育成する」授業科目です。福祉を「理論(大学での講義)」と「実践(施設等での活動)」を通じて、学生自身が『自分』で、『他者』から学ぶ授業です。実学臨床教育Ⅰ~Ⅳは、4年間を通し積み上げていく授業内容になっています。特に実学臨床教育Ⅰ?Ⅱは、本学関連4施設と連携して授業を進めていきます。