2023/12/06 実学臨床教育推進室 社会福祉学科 福祉心理学科 福祉行政学科
【実学臨床教育Ⅰ?Ⅱ 今年の集大成】ヨコへの広がり、タテの繋がり
実学臨床教育Ⅰ?Ⅱは大学関連福祉施設との連携による授業を通し、福祉を知る土台固めをしてきました。
1年間のまとめとして、1年生は「実学臨床教育新聞」作り、2年生は12月6日に「体験実習」報告会を行いました。
1年生:お互いの考えに学び合う姿勢
前期に「大学関連福祉施設理解」のために施設見学を行い、グループワークで見学して学んだこと?感じたことを伝え合ったり、
後期には「福祉に関わる仕事の理解」のために若手施設職員の方を招いてのパネルディスカッションに参加したりしてきました。(過去のホームページ記事参照)
そんな授業での体験を通し学んできた「福祉施設や仕事の理解」をさらに深掘りするために、これまでと異なるメンバーでグループワークを行い、お互いに学んだことや考えたことを伝え合いました。その共有したグループとしての学びの成果を、A3用紙一枚のポスター(通称:実学臨床教育新聞)にまとめる作業に取り組みました。各グループでテーマを決めて、掲載する記事の内容、レイアウト、記事担当者など相談しながら進めました。
完成した新聞は「学修ポスター集」として全員の手元にわたり、他のグループの内容から、また色々なことを学びます。「学修ポスター集」は、各関連施設にも配布する予定です。
後期には「福祉に関わる仕事の理解」のために若手施設職員の方を招いてのパネルディスカッションに参加したりしてきました。(過去のホームページ記事参照)
そんな授業での体験を通し学んできた「福祉施設や仕事の理解」をさらに深掘りするために、これまでと異なるメンバーでグループワークを行い、お互いに学んだことや考えたことを伝え合いました。その共有したグループとしての学びの成果を、A3用紙一枚のポスター(通称:実学臨床教育新聞)にまとめる作業に取り組みました。各グループでテーマを決めて、掲載する記事の内容、レイアウト、記事担当者など相談しながら進めました。
完成した新聞は「学修ポスター集」として全員の手元にわたり、他のグループの内容から、また色々なことを学びます。「学修ポスター集」は、各関連施設にも配布する予定です。
2年生:切磋琢磨Ⅱ
夏休み中、希望する大学関連施設へ三日間の「体験実習」に行きました。
後期の授業では、同じ施設に行ったメンバーによるグループワークや実習施設担当者による事後指導(オンライン)を施設ごとに行いました。実習で現場の実際に触れ、学んだこと?困ったこと?悩んだこと?考えたことなどから、改めて職員の方に質問し、一緒に「考える」という作業ができました。(過去のホームページ記事参照)
12月6日「体験実習」の成果を施設ごとにまとめ、「体験実習報告会」を行いました。それぞれの実習施設の種別による特徴や活動内容の報告から「施設の利用者」「仕事の理解」が進んだことはもちろんのこと、他のグループのまとめ方や伝え方の方法などから学んだことも多くありました。
報告会には、実習施設の担当者の方々にもご参加いただき、講評をいただきました。
後期の授業では、同じ施設に行ったメンバーによるグループワークや実習施設担当者による事後指導(オンライン)を施設ごとに行いました。実習で現場の実際に触れ、学んだこと?困ったこと?悩んだこと?考えたことなどから、改めて職員の方に質問し、一緒に「考える」という作業ができました。(過去のホームページ記事参照)
12月6日「体験実習」の成果を施設ごとにまとめ、「体験実習報告会」を行いました。それぞれの実習施設の種別による特徴や活動内容の報告から「施設の利用者」「仕事の理解」が進んだことはもちろんのこと、他のグループのまとめ方や伝え方の方法などから学んだことも多くありました。
報告会には、実習施設の担当者の方々にもご参加いただき、講評をいただきました。
実学臨床教育プログラムの特徴:学年を超えたタテの繋がり①
2年生の「体験実習報告会」に、実学臨床教育Ⅰを受講している120名余りの1年生も参加しました。自分たちが見学をしてきた大学の関連施設で、実際に実習を行った2年生から実習の内容を聞きました。
利用者様との関わりから悩んだことや失敗したこと、職員の方々から教えていただいたことや学んだことなど、体験をしたからこそ言える具体的な場面を通した報告は、同じ学生の立場から現場のイメージを描きやすく、2年生からの人と関わる際の助言も理解しやすかったようです。
報告会後、1,2年生全員コメントシートに各施設の発表に対しての感想や助言を記入しました。2年生は次週の授業でそのコメントシートも含め、報告会の振り返りを行いさらに学びを深めます。
利用者様との関わりから悩んだことや失敗したこと、職員の方々から教えていただいたことや学んだことなど、体験をしたからこそ言える具体的な場面を通した報告は、同じ学生の立場から現場のイメージを描きやすく、2年生からの人と関わる際の助言も理解しやすかったようです。
報告会後、1,2年生全員コメントシートに各施設の発表に対しての感想や助言を記入しました。2年生は次週の授業でそのコメントシートも含め、報告会の振り返りを行いさらに学びを深めます。
【実学臨床教育 今後の予定】
12月26日(火)実学臨床教育Ⅲ「実学臨床教育研究構想発表会」、実学臨床教育Ⅳ「実学臨床教育研究報告会」を行います。
3年生は今年一年間の実践から導き出した研究構想のポスター発表、4年生は2年間の実践研究を論文にした内容について報告します。
3年生は今年一年間の実践から導き出した研究構想のポスター発表、4年生は2年間の実践研究を論文にした内容について報告します。
実学臨床教育とは
「本学の建学の精神である「行学一如」の理念を基礎として、社会福祉等に関する幅広い知識?視点を有し、実践力?理論化する力に富んだ人材を育成する」授業科目です。福祉を「理論(大学での講義)」と「実践(施設等での活動)」を通じて、学生自身が『自分』で、『他者』から学ぶ授業です。実学臨床教育Ⅰ~Ⅳは、4年間を通し積み上げていく授業内容になっています。特に実学臨床教育Ⅰ?Ⅱは、本学関連4施設と連携して授業を進めていきます。