*With TOP > VOL.07 JANUARY 2003 > 
* * * * * *

【学習サポート】

[BOOK GUIDE] AERA Mookシリーズ 朝日新聞社

 社会福祉学の各分野や現場からの報告,現状の課題が読み物感覚で見渡せる『AERA Mook 新版 社会福祉学がわかる。』(朝日新聞社)が1月27日発売予定です(予価1200円)。本学の高橋誠一教授(3年次科目「福祉施設管理論」「ケアマネジメント論」担当予定)も執筆しておられます。このシリーズは,現場の実践や課題と学問的な視点を結び付けているものですので,お手元に1冊おいておかれても損はないと思います。
 同じAERA Mookシリーズの『医療福祉学がわかる。』は,医療福祉?ソーシャルワークに関連するしごとからの考察が充実しています。この本の「臨床心理学」の欄は,本学の宇田川一夫教授(3年次科目「心理療法」「心理学実験 III 」担当予定)が執筆されています。

 また,心理学分野では『AERA Mook 心理学がわかる。』『AERA Mook 新 心理学がわかる。[現場から]』の2冊が出ています。前者には「福祉心理学」のページがあり,そこでは福祉心理学は,「個人の行動に寄り添いながら」の「援助サービスの科学」であるとされています。後者にも,さまざまなしごとの現場で,心理学がどういかされているか,という「現場の心理学」のコーナーで,「高齢者」「児童相談所」「看護」「小児科臨床」「家庭裁判所」「刑務所」など福祉関連のものが多くとりあげられています。また,「ドメスティック?バイオレンス」のページでは,「ソーシャルワークの視点を持った地域活動のできるコミュニティ心理学者」の大切さが述べられています。いずれも,福祉心理学のレポートの参考になるかもしれません。また,学んでいる心理学をどう役立てるか,と考えるよすがになるかもしれません。

1つ前のページへ*このページの先頭へ

*
*
(C) Copyright 2002 Tohoku Fukushi University. all rights reserved.
*