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VOL.57 JANUARY 2009 【学習サポート】 【現場から現場へ】 【2?3月科目修了試験のご案内】 【春期スクーリングI?IIのご案内】 【4月生進級手続きのご案内】 【平成21年度学年暦】 【通信制大学院コーナー】 【お知らせ】
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【お知らせ】芹沢銈介美術工芸館企画展「芹沢銈介のデッサン」 芹沢銈介は88年の生涯に,驚くほど多様な作品を制作しました。着物,帯地,のれん,風呂敷,卓布,うちわ,扇子,カレンダー,屏風,軸装作品,額絵,本の装丁,挿絵,蔵書票,マッチのラベル,包装紙,のし紙,商標などの商業デザインの分野にも及びます。また,鉄行灯,緞帳,寺院の荘厳布,家具,ステンドグラスのデザイン,建築物の設計を含む工業デザインにも挑戦し,さらには肉筆画,ガラス絵,板絵,陶器の絵付けと,その作品数は膨大です。総合的な生活美のデザイナー,アートディレクターと呼ばれるのもうなずけます。 こうした芹沢の仕事は,どれも自由な伸びやかさと,温かさに溢れていてそばに置きたくなるものばかりです。それがそばにあると平和な,潤いのある世界が作り出されます。用いたり,鑑賞する私たちがそのような感覚になるのはなぜなのでしょうか。 芹沢は幼いころから絵が得意で,画家になりたいと夢見ていたとのことですから,日頃からデッサンを欠かしませんでした。野菜も果実も魚も食する前にモデルとなり,来客を待つ間にも身の回りのものが,包装紙の裏などに描きとめられました。人や動物も草木も花も,日常の暮らしや旅先の風景もスケッチブックに収められました。私たちを魅了し続ける作品の秘密は,モチーフの選び方が誰のそばにもある風物であること,そして日々のたゆみないデッサンにあったのです。 今回の展覧会は,多彩な芹沢文様が出来上がる源泉となった画稿?デッサンを約70点紹介します。 展示内容
○併設展示:宮城県のやきもの 堤焼?切込焼 (※今回の展覧会は1Fと5Fのみの展示) ○学芸員によるギャラリートーク(展示解説):2/28(土),3/14(土) 各13:30? ○ワークショップ:「ガラス絵の描き方を体験しよう」 毎週土曜11:00?15:00 参加費無料 休館日:1/29?2/1,2/19?22,3/12?13(大学入学試験のため) 本学学生は無料です。受付に学生証を提示し入館してください。 1Fにはミュージアムショップ,5Fにコーヒーラウンジ「可否館」があります。スクーリングの空時間などにご利用ください。 お問い合わせ 芹沢銈介美術工芸館 TEL022-717-3318 |