2024/10/23 仏教専修科 学長室
「達磨忌」法要が10月23日に営まれました
10月23日、国見キャンパス法堂で達磨忌(だるまき)が営まれました。
達磨忌とは、禅宗の開祖である菩提達磨大和尚の命日に行われる法要です。曹洞宗を開かれた道元禅師はその言行録である『永平広録』において次のように述べておられます。「第二十八祖達磨尊者は、南印度国香至大王の第三子である。お釈迦様から数えて第二十七代目の般若多羅尊者を礼拝して伝法の師となした。また、肘を断った愚か者を指導して弟子とした。少林寺にあって九年間坐禅をした。それゆえ当時の人は達磨を呼んで壁観大師と称したのである」(原漢文)と述べて敬慕の念を示しておられます。今回の法要では、導師が十八回礼拝され、和尚様方がひとりひとり香を焚いて感謝の誠をささげました。千葉公慈学長が導師を勤め、仏教専修科学生の須藤宗賢さんが維那を勤めました。
法要後の千葉学長の法話では、『無門関』の「達磨安心」のお話がとりあげられ、達磨禅師が慧可禅師をどのようにお導きになったかが示されました。
法要後の千葉学長の法話では、『無門関』の「達磨安心」のお話がとりあげられ、達磨禅師が慧可禅師をどのようにお導きになったかが示されました。